数年前にトレーディングポストでSoffice&Solidと一緒にサルトレカミエ製のシューキーパー(シューツリー)を購入しました。
数年間使い、他の様々なシューキーパーとも比較したところ
非常に良いシューキーパーだと改めて思いましたのでこの記事で紹介します。
サルトレカミエのシューキーパーの種類と価格
3つのシリーズ(型)
サルトレカミエが展開するメインの3種類の型を紹介します。
それぞれの特徴をご説明します。
【SR100シリーズ】
- スタンダードで汎用性の高い形状
- イギリス靴におすすめ
- 標準〜やや広めの幅
- 価格:EXシリーズ10,000円、BHシリーズ8,000円
【SR200シリーズ】
- 現代的な木型によりフィットややノーズの長い形状
- イタリア靴におすすめ
- やや細め〜標準の幅
- 価格:EXシリーズ10,000円、BHシリーズ8,000円
【SR300シリーズ】
- ネジ式でご自身で調整できるタイプ
- 日本製を含む全般におすすめ
- 価格:EXシリーズ10,500円、BHシリーズ8,500円
私が持っているSoffice&Solidはややノーズがスッキリしているので、SR200シリーズを使っています。
ブナとバーチ2つの素材
サルトレカミエはEXシリーズとBHシリーズの2種類の素材があります。
それぞれの特徴をみてみましょう。
【EX(ブナ材)】
- 耐久性が強く、経年劣化しづらい
【BH(バーチ材)】
- 経年変化による色の変化などが出にくい
- リーズナブル
写真で比較するとEX(ブナ材)の方が表面が滑らかで上質ですね。
BH(バーチ材)に関して
とあるシューメーカーから伺いましたが、EX(ブナ材)と比べるとサイズが大きい場合があるようです。
BH(バーチ材)は素材の特性上やや膨張してしまうのでしょうか。
となると購入するとしたら、経年劣化がしづらいEX(ブナ材)の方がいいでしょう。
やや高価になりますがそれだけの価値は十分あると思います。
サルトレカミエの品質、ディテール(SR200 EX)
高級感のあるデザイン
持ち手の部分、チューブの部分のゴールドが上品で高級感があります。
また、全体的に滑らかな表面をしているためにさらに上質なシューキーパーに見えます。
細部の滑らかな削り
細部の角の部分の削りが滑らかで触れてもザラザラした感じが全くありません。
流石にクオリティ高いなと思ってしまうポイントです。
表面がすべすべサラサラ
上にも書きましたが、表面がすべすべサラサラで触ると気持ちいいほどです。
このすべすべサラサラは「上質な素材」「巧みな削り」「丁寧な仕上げ」など様々な要因があってからこそだと思います。
真ん中の通気口
真ん中の通気口があるのは、最上級のシューキーパーの証だと思っています。
使用後すぐキーパーを入れても湿気を通気口から逃してくれます。
また、通気口から繋がる底面の削りが平ではなくやや凹んでおり、インソールと密着しないようになっています。
これによりインソールの湿気をそのまま通気口から逃すことができます。
いやーよく考えられています。
チューブがスムーズに動き抜き取りやすい
5000円以下のシューキーパーと比べると、チューブ部分の可動がスムーズで、気持ちよくキーパーを入れたり抜き取ったりできます。
横のバネもスムーズ
チューブ同様にこちらもスムーズに動きます。
5000円以下のツインチューブは特にここの部分の可動がイマイチだったりします。
さすがはサルトレカミエといったところです。
カカトがコンパクト
カカトがコンパクトな作りなので、靴のカウンターを痛める心配は入りません。
どんな靴でも安心して使えるカカトの大きさでしょう。
最後に:サルトレカミエの選び方
BHシリーズよりもEXシリーズを選びましょう。
イギリス靴には(ややウィズが広い木型)
イタリア靴には(ノーズが長い木型)
日本の靴には(甲が高めの木型)
どれが合うか東急ハンズなどで一度試してから購入するといいでしょう。
是非、お気に入りの靴に高品質なサルトレカミエを使ってみてください。
シューキーパーに関する記事を紹介
サルトレカミエは7000円〜10000円くらいとお高いシューキーパーですので、そこまで出したくないという人はこちらをご覧ください。
用途別にシューキーパーを8つ紹介しているので、こちらも是非ご参考に。
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