安くて高品質なコスパ最高のおすすめシューキーパー(シューツリー)を厳選して2つ紹介します。
紹介するシューキーパーはいずれも3年以上愛用していて、品質の良さとリーズナブルさから何度もリピートしている商品です。
「安いけどシワが伸びて型崩れをしっかり防いでくれるシューキーパーが欲しい方」はぜひ参考にしてください。
- シューキーパーに5,000円以上かけたくない
- シューキーパーを入れてなかったらひび割れが出来てしまい、次こそはシューキーパーを入れたい
- 初めて買った本格的な革靴を少しでも長く履きたい
- 雨用などで買った革靴用に安めのシューキーパーが欲しい
安い!高品質!コスパ最高のシューキーパーおすすめ2選
日常的に革靴に入れるシューキーパーとして、おすすめしないタイプが2つあります。
【1つ目はバネタイプのシューキーパー】
バネタイプのシューキーパーは、テンションが強く、甲とカカトを中心にテンションがかかるため型崩れのリスクがあります。安価に購入できますが、お勧めできません。
【2つ目はプラスチック製のシューキーパー】
プラスチック製のシューキーパーは、吸湿効果・消臭効果がなく、接地面からカビが生えるリスクがあります。また、テンションが強すぎると割れてしまう恐れもあります。
以上の2つは避けて、これから紹介する木製かつチューブスプリングタイプのシューキーパーを選びましょう。吸湿効果・消臭効果があり、テンションが靴全体に均等にかかるため型崩れを防止して、履きジワを伸ばしてくれます。
- 型崩れ防止
- 履きジワ伸ばし
- 吸湿効果
- 消臭効果
おすすめのシューキーパーはこちらの2つです。
商品 | 商品名 | タイプ | 木型の汎用性 | シワ伸ばし | 甲のホールド | カカトの大きさ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
コロニル アロマティックシダーシューツリー | シングルチューブ | 高 | 小さめ | 約3,500円 | |||
ライフバリュー レッドシダーシューキーパー | ツインチューブ | 中 | 大きめ | 約2,600円 |
コロニル アロマティックシダーシューツリー
サイズ展開 | 素材 | タイプ | 原産国 | 価格 |
---|---|---|---|---|
メンズS:24.0~25.5cm メンズM:26.0~27.0cm メンズL:27.5~30.0cm レディースS:22.5~23.0cm レディースM:23.5~25.0cm | アロマティックシダー | シングルチューブ | 中国 | 約3,500円 |
同タイプのシングルチューブシューキーパーであるABCマートのシューキーパーとディテールを比較しながら、特徴を解説します。
特徴1:どんな靴にもアジャストする甲が低めのスプリットトゥタイプ
「コロニル アロマティックシダーシューツリー」はシングルチューブのスプリットトゥのタイプです。このタイプはウィズが狭い靴にも広い靴にもちょうどよく収まってくれます。
さらに甲が高くないため、甲が低い靴にも入ります。シューキーパーを選ぶ際、甲の高さが合わなくて入らないケースがありますが、このシューキーパーはほとんどの靴に入る甲の高さだと思います。実際私の手持ちの靴では甲がつっかえて入らない靴はありません。
特徴2:靴にフィットするカカトの形状
「コロニル アロマティックシダーシューツリー」はカカト部分が丸く削られており、靴のカカトに沿うように作られています。
シューキーパーのカカトが大きいと靴のカカトが広がってしまって型崩れの原因になりかねまんせが、「コロニル アロマティックシダーシューツリー」はやや細身に作られているので安心です。
靴に入れてみるとこの通り靴のカカトに沿っていて、靴の形状をしっかりキープしてくれています。ちなみに「ABCマートのシューキーパー」は靴よりもカカトが細いので型崩れにはそこまで影響はないですが、逆に靴のカカトが広がってしまうシューキーパーは良くないので気をつけましょう。
特徴3:靴から抜き取りやすい
「コロニル アロマティックシダーシューツリー」は取っ手の部分の形状が靴からシューツリーを抜き取りやすくできています。ストレスなく抜き取れるのは嬉しいことです。
取っ手の形状だけでなく、かかと部分の削りが滑らかになっているも抜き取りやすい一つの要因でしょう。
「ABCマートのシューキーパー」はカカト部分に付いている紐を引っ張れば抜き取れます。しかし、紐に指を通す手間がある点・わりと力が必要な点においてコロニルと比べると、抜き取る時のストレスが多いです。
特徴4:良い香りのアロマティックシダー
木のいい匂いがします。しっかり消臭もできているので、次履くときも爽やかな気分で履けます。
香りがなくなった時は、ヤスリをかけると香りが戻ります。
ライフバリュー レッドシダーシューツリー
サイズ展開 | 素材 | タイプ | 原産国 | 価格 |
---|---|---|---|---|
M(40/41) L(44/45) | レッドシダー | ツインチューブ | 中国 | 約2,600円 |
同タイプのツインチューブシューキーパーのスレイプニルと比較しながら特徴を解説していきます。
特徴1:とにかく安い!
ツインチューブタイプはシューキーパーの中では高級なタイプですが、「ライフバリュー レッドシダーシューキーパー」は最安と言って良いほど安いです。
代表的なシューキーパーと比べてもこの通りです。
商品 | 価格 |
---|---|
ライフバリュー レッドシダーシューツリー | 約2,600円 |
スレイプニル シダーシューツリー | 約6,000円 |
サルトレカミエ シューツリーEXシリーズ | 約9,000円 |
見比べてもさほどクオリティの違いは見られませんよね?価格差ほどのクオリティの違いはないと思っています。
特徴2:ホールド力の高い立体的な形状かつ、多くの靴に合う形
つま先・甲・カカトまでしっかりホールドしてくれる立体的な形状です。
安価なシューキーパーだと逆に型崩れしないか心配と思う方もいると思います。そこで、各部分の形状を「スレイプニル シダーシューツリー トラディショナルモデル」と比較してました。
初めに比較結果を書きますね。
「ライフバリュー レッドシダーシューツリー」は横幅がやや細く、甲が高すぎず、多くの靴に合う形!
型崩れ防止もシワ伸ばしの効果も期待できる!
【つま先部分】
ライフバリューの方がやや細い作りになっています。そのため、ウィズが広い靴の場合やや小指部分が余ってしまいますが、逆にいうとウィズが狭い靴にも広い靴にも使える汎用性の高い形になっているとも言えます。
ロークのバッキンガムに入れてみたところ、ライフバリューは小指部分が余りました。ただし履きジワ全体はしっかり伸びているので問題ないです。
【甲部分】
ライフバリューの方が甲の傾斜がなだらかになっています。甲が低めの靴にも入る高さです。
【カカト部分】
カカトの大きさに大きな違いは見られませんでした。いずれもやや大きめのカカトです。
ライフバリューをスレイプニルと形状を比較すると、横幅がやや細く、甲が高すぎず、多くの靴に合う形でした。
「安価なシューキーパーだと逆に型崩れしないか心配と思う方」はカカトの大きささえ気をつければ、型崩れ防止もシワ伸ばしの効果も期待できます。
特徴3:面取りもされていて、すべすべな表面
ヤスリがけがしっかりされていないのでは?と心配の方もいると思います。
安心してください。面取りもしっかりされていて表面もすべすべです。スレイプニルと変わりません。
特徴4:スプリングも滑らか!
スプリングが硬くてすぐに壊れたりしないか心配の方もいると思います。
つま先のスプリングも縦のスプリングも滑らかです。私は実際に3年以上3つ使用していますが、一つも壊れていません。丈夫な作りをしています。
安いシューキーパーおすすめ2つを比較【それぞれの使い分け!】
コスパの良いシューキーパーとして「コロニル アロマティックシダーシューツリー」と「ライフバリュー レッドシダーシューツリー」を同タイプの類似品と比較しながら紹介しました。
ここからはこの2つの使い分けを解説していきます。
結論から言うとこの通りです。
どんな靴にも無難に合わせたい場合
カカトが大きめの靴(イギリスやアメリカなど海外ブランド)、甲のホールドが欲しい方
比較表
商品 | 商品名 | タイプ | 木型の汎用性 | シワ伸ばし | 甲のホールド | カカトの大きさ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
コロニル アロマティックシダーシューツリー | シングルチューブ | 高 | 小さめ | 約3,500円 | |||
ライフバリュー レッドシダーシューキーパー | ツインチューブ | 中 | 大きめ | 約2,600円 |
シワ伸ばし
コロニル:
ライフバリュー:
コロニルとライフバリューを比べるとコロニルの方が、横の伸縮が大きいです。つまり、ウィズが狭い靴にも広い靴にもぴったりフィットしてくれます。
反対にライフバリューはウィズが広い靴にはやや小指部分が余ってしまいます。
シワ全体はいずれもしっかり伸ばすことができています!
ですが、どんな靴にも無難に合わせたい場合はコロニルを選びましょう。
甲のホールド力
コロニル:
ライフバリュー:
コロニルは甲までなく、ライフバリューは甲までホールドしてくれます。
その分甲部分の伸び具合も変わってきます。甲までホールドしてくれるライフバリューの方がしっかり伸びてくれています。
甲のホールドが欲しい場合はライフバリューを選びましょう。
カカトの大きさ
コロニル:小さめ
ライフバリュー:大きめ
コロニルは小さめ、ライフバリューは大きめのカカトの作りです。
シューキーパーのカカトが大きい場合、靴のカカト部分の型崩れの原因になるので注意が必要です。
手持ちの革靴に入れて、カカトが合う靴と合わない靴を探しました。
【ライフバリューのカカトが合わない靴】
レイマーと42ndはカカトが広がってしまいました。日本のブランドはカカトが小さいのか、ライフバリューとは相性が悪かったです。
【コロニルもライフバリューもカカトが合う靴】
バーウィックとジャランスリワヤとロークはカカトが大きめのライフバリューでも大丈夫でした。
イギリス・アメリカ・スペイン・イタリアなど海外ブランドはカカトが比較的大きいため、どちらのシューキーパーでも問題なさそうです。
結論、カカトの大きさが心配な場合はコロニルを選びましょう!
まとめ
「コロニル アロマティックシダーシューツリー」も「ライフバリュー レッドシダーシューツリー」も価格の割に品質が良く、コスパの良いシューキーパーです!
それぞれタイプが異なるので以下のように使い分けることをおすすめします。
どんな靴にも無難に合わせたい場合
カカトが大きめの靴(イギリスやアメリカなど海外ブランド)、甲のホールドが欲しい方
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