カジュアルな装いの時にスニーカーだとラフすぎるから革靴を履きたいという方に、カジュアルスタイルに合う革靴の種類と具体的なモデルを紹介します。
リーズナブルな靴から10万円を超える高級な靴まで、長年使えるような本格革靴を中心に紹介していますので参考にしていただけると幸いです。
カジュアルスタイルに使える革靴の特徴は?
カジュアルの定義
- フォーマル
- ビジネス(スーツ)
- プライベート
以上の3つのシーンで分けた場合に、①と②では使えないものがカジュアルと認識して相違ないと思います。
ただ、境界線の難しい②のビジネスシーンでは場によっては使えるものもあります。「カジュアル:ドレス」で「5:5」以上であればスーツスタイルのビジネスシーンでも使えると思いますので比率を参考にしてください。
ラウンドトゥでノーズは短め
つま先の形状がカジュアルかどうかに大きく関わっていると思います。
丸い形状であるラウンドトゥかつ、短めのノーズがカジュアルらしい形状といえます。
例えばチゼルトゥであればドレスの要素が高まりますし、ノーズが長くなればまたドレスの要素が高まるはずです。
ボリュームがある方がカジュアルに
靴全体のボリューム感もカジュアルかどうかに大きく関わっていると思います。
ボリューム感が少ない靴が全てドレスというわけでわありませんが、逆にボリューム感がある靴でドレスらしいものはないはず。
カジュアルスタイルに革靴を選ぶ際はボリューム感を一つの参考にしてみてはいかがでしょうか?
カジュアルスタイルに使える革靴の種類
カジュアルスタイル使える革靴の種類と具体的なブランド・モデルを紹介していきます。
靴によってカジュアル度は異なりますので、GPT-4に聞いた「カジュアル:ドレス」の比率も記載しています。「5:5」以上であればスーツスタイルのビジネスシーンでも場合によっては使えるものです。ぜひ参考にしてください。
ダービー
カジュアルな革靴の種類の一つ目は「ダービー(外羽根)」です。ダービーとは紐を通す左右のパーツが外側に付いているタイプの靴のことです。
オックスフォード(内羽根)の靴と比べるとカジュアルな印象がありますので、カジュアルな革靴をお探しの方はダービーシューズを探してみると良いでしょう。
具体的なブランド・モデルをいくつかピックアップしました。
パラブーツ シャンボード
シャンボードはショートノーズでボリューム感もある革靴でカジュアルスタイルにおすすめです。
アッパーはリスレザーというオイルドレザー仕様、ソールはラバーソール仕様で、雨の日もガシガシ使えるため日常的に気兼ねなく履ける靴だと思います。
J.M.ウエストン ゴルフ #641
上で紹介したシャンボードと近いタイプですが、よりすっきりとした印象。カジュアル〜ビジネスカジュアルで活躍しそうな一足。
現在15万円近くしてしまいとても高価ではありますが、サイズに加えてウィズも選べる点の優位性は健在です。
オールデン 990
アメリカ靴らしい無骨さとドレス面を備えたオールデンの名作。コードバン特有の艶を楽しめる一足です。
ドクターマーチン 1461
厚めのラバーソールにイエローのステッチが効いたドクターマーチンの名作モデル。
パンクスやロッカーズなどのカルチャーシーンでも愛用されていただけあり、ビジネスシーンには不向きではありますが、カジュアルにガシガシ履くにはもってこいの靴だと思います。
レッドウィング ポストマンオックスフォード
レッドウィングの名作ポストマンシューズ。郵便配達員に支持されただけあり、履き心地が良く雨にも強いのが特徴です。
クラークス ワラビー
クラークスらしいクレープソール仕様のスエードモカシンシューズ。可愛らしさも感じるデザインです。
ローファー
カジュアルな革靴の種類の二つ目は「ローファー」です。紐がなく甲が浅い形状をしているローファーはカジュアルスタイルに合わせやすいです。
ローファーのおすすめのブランド・モデルもいくつかピックアップします。
J.M.ウエストン シグニチャーローファー #180
ゴルフと同様、ウエストンの名作。ショートノーズで丸っこいつま先が特徴的なローファーです。
クロケット&ジョーンズ ボストン
イギリスのブランド、クロケット&ジョーンズの名作コインローファー。
ウエストンの180と比べるとややつま先がシャープな印象。ローファーはモカの位置やつま先の形状が少し異なるだけで雰囲気が変わってくるので、しっくりくるバランスのローファーを探してみてください。
クロケット&ジョーンズ キャベンディッシュ
クロケット&ジョーンズの名作タッセルローファーです。タッセルローファーはコインローファーよりもドレス要素が高いタイプになります。
デニムよりはスラックスが多いという方はタッセルを選ばれても良いかと思います。
ジョンロブ ロペス
最高峰の紳士靴ブランドであるジョンロブの名作コインローファー。
上で紹介した180やボストンと比べるとよりつま先がシャープかつコバ周りもすっきりした印象。ドレスっぽさの漂う品のいいローファーです。
ジャランスリワヤ 98998
リーズナブルな革靴も載せておきます。ウエストン180に似ているジャランスリワヤのコインローファーです。
ウエストンは高すぎる!と思う方はこちらを試してみてはいかがでしょうか。
バーウィック 5260
リーズナブルなローファーをもう一つ。ジャランスリワヤ98998よりもドレス顔のコインローファーです。
ボードインアンドランジ ベルジャンシューズ
続いてはボードインアンドランジのベルジャンシューズ。ベルジャンシューズは一般的なローファーと比べると、セメンテッドやマッケイ製法によってソールが薄くコバの張り出しが極めて少ない、また甲が浅いことが特徴です。
ボリューム感がある靴はカジュアルに見えると申し上げましたが、ここまで削ぎ落としたからといってドレスになるわけではなくサンダルに近くなってくるためカジュアルな雰囲気になります。
カジュアルとはいえ大人っぽい雰囲気があるので、スラックスやジャケットスタイルが多い方におすすめのタイプです。
42nd Royal Highland ベルジャンシューズ
42nd Royal Highland の「transfer」というレーベルのベルジャンシューズ。
ボードインアンドランジは高すぎる!と思う方はこちらをチェックしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
以上、カジュアルな革靴の種類と具合的なブランド・モデルを紹介しました。
カジュアルスタイルには「ダービー」や「ローファー」の革靴を探してみてください!
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