「エナメル」のパンプスの手入れをしよう

パンプスのお手入れ方法をご紹介します。

今回紹介する手入れを行い、足元を綺麗に保ち美しく街を歩きましょう。

この記事は主に「エナメル素材」についてですが、婦人靴に使われる素材は豊富です。

スエードのお手入れ方法も紹介してますので、こちらも合わせてご覧ください。

「スエード・ヌバック」のパンプスの手入れをしよう

2019.07.14

エナメルパンプスの特徴

光沢感の強いエナメル素材は足元を華やかにしてくれるので、レディースシューズには欠かせない素材です。

エナメル素材は「樹脂」の加工を施した素材のことを言います。

エナメル素材のメリット

上記にも書きましたが、まずは光沢感が足元を華やかにしてくれてエレガントな雰囲気にしてくれるところ。

また、雨に強いところも特徴です。革は水を吸い込んでしまうので雨に弱いのですが、エナメルの加工がされていると雨を弾いてくれます。レディースではエナメル素材を雨用として提供するお店も多いです。

なので、雨用でパンプスを購入したい場合「エナメルのパンプス」を選択肢の一つにするといいでしょう。

エナメル素材のデメリット

雨を弾いてくれるのですが、湿気に弱く23年ほどで表面がひび割れる場合があります。つまり「加水分解」と言われるものです。

しかし、レディースファッションのトレンドはご存知の通り移り変わりが激しいので、旬なうちにたくさん履いて次の靴を買う方も多いはず。加水分解はあまり気にしなくてもいいとも言えます。

次に傷に弱いというデメリットがあります。エナメルに傷が入ると完全に修復することは難しいです。

スムース革だと修復する手段がいくつかあるのですが、エナメルはクリームが乗らないし修復はほぼできません。

また、色移りを起こしやすいです。保管するときは必ず靴と靴が触れないようにすることが重要です。色移りの修復も難しいですので気をつけましょう。

エナメルパンプスの手入れ

使う道具

・馬毛のブラシ(柔らかめのブラシ)

・クリーナー

・エナメル用保革ローション

・柔らかい布

【馬毛のブラシ(柔らかめのブラシ)】

手入れの最初の工程で、靴の表面に付着したホコリや汚れを払う為に使います。

ブラッシングをせずにクリーナーから始めると、表面のホコリによって靴の表面を傷付けてしまう恐れがあるので注意が必要です。また毛が硬めな豚毛のブラシだと、表面にブラシの細かい線が残ってしまうのであまりオススメしません。

婦人靴屋では、豚毛やナイロンの硬めのブラシを取り扱っていることが多いので注意してください。(豚毛は豚毛の使い道があります。)

【クリーナー】

どの商品でもいいと思いますが、強いていうなら水性のクリーナーがエナメルには使いやすいです。

油分が多いと油分を取り除く為に念入りな乾拭きが必要になるので、水性のクリーナーがオススメです。スムースなら革が吸ってくれるのですが、エナメルは吸い込まないのでクリーナーが残るとべたついてしまいます。

水性クリーナーはモウブレィのステインリムーバーがおすすめです。

【エナメル用保革ローション】

エナメルは樹脂の加工がされてあるので、樹脂成分が入ったエナメル用の保革ローションを使いましょう。艶が蘇ります。

コロンブスの「ナイトリキッド エナメルムショク」はエナメルであればどの色でも使えしかも直接塗れるタイプなので、これ一本あればエナメルの手入れには困りません。

【柔らかい布】

クリーナーを付けて汚れを落とすとき、保革ローションを塗った後の乾拭きで必要です。

使い古しのTシャツなどを切って使うといいでしょう。

お手入れ方法

①馬毛のブラシで表面のホコリや汚れを落とす

②柔らかい布にクリーナーを付けて、汚れを丁寧に落とす。ここでしっかりと落とすことが重要です。

③エナメル用保革ローションを塗って、柔らかい布で乾拭き。無駄なローションをしっかり取り除く。

これでピカピカになります。

最後にカカトのゴムの部分つまりトップリフトが削れて変形して残っていたら、ハサミで切ってリフトを整えましょう。

イメージダウンにならない為に、忘れず手入れしてほしい箇所

パンプスの手入れで一番重要なのは「中敷き」だと思っています。

パンプスは革の面積が小さい分、中敷が目立ちます。

黒の中敷のパンプスを選べばいいと思った方。黒の中敷を使うのは黒のパンプスくらいです。

中敷もデザインの一つとしての要素が強い為、アッパーと同系色だったり明るい色が多いのでより汚れは目立ちます。

パンプスを脱いで中敷が見えたとき、汚れているとマイナスイメージなので気をつけましょう。

お手入れ方法

クリーナーと柔らかい布を使って、汚れを拭き取りましょう。

汚れがひどいときや、擦れてしまっているときは中敷の張替えをお願いしましょう。

購入した店舗に持っていくと、オリジナルの中敷に修理できる店が多いです。

履き方で汚れ具合が変わる

中敷を汚れにくくするには、素足で履かずに「ストッキング」などを履くのがおすすめです。

素足だと足の皮脂が中敷に付着してしまいます。これによって汚れがつき、臭いの原因にもなるので気をつけましょう。

しかし素足でパンプス履いているのはかっこいいので、素足派の方は迷いどころ。

最後に

靴の手入れをしっかりしている人は美しい

男性も女性も靴を手入れして綺麗にしている方は、美しいと思います。

靴は地面に近い為必ず汚れてしまうアイテムだからこそ、綺麗にしているとその人の美意識を感じます。

この記事を見ている方は、そんな美意識のある方のはず。これからも自分なりの「美意識」を追求して美しく街を歩きましょう。

世の中の女性の足元がより綺麗になりますように。

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