コロニルのシューキーパー「アロマティックシダーシューツリー」の評価、サイズ感などをまとめました。
結論から言うと
どんな靴にも合うのでサイズの失敗リスクが少なく、形崩れすることなくある程度シワを伸ばしてくれる優秀なシューキーパーでした。
純正シューキーパーは高いし、6,000円以上出して高級シューキーパーを買うほどでもないと思う方におすすめです。
では、その理由を詳しくみていきましょう。
コロニルのシューツリーの評価やサイズ感【アロマティックシダー】
追記:ロゴプレートが印字に変わっていました!
2024年3月頃に新たに購入したところ、印字に仕様変更していました。
ロゴプレートは存在感あったので、ナチュラルになって個人的には嬉しいポイントです。
価格とスペック
サイズ展開 | メンズS:24.0~25.5cm メンズM:26.0~27.0cm メンズL:27.5~30.0cm レディースS:22.5~23.0cm レディースM:23.5~25.0cm |
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素材 | アロマティックシダー |
タイプ | シングルチューブ |
原産国 | 中国 |
価格(税込み) | 約3,500円(ショップによる) |
サイズ展開について
メンズは3サイズ展開で24.0~30.0cmまで対応可能。レディースも2サイズあり22.5~25.0cmまで対応可能。
極端に足が小さかったり、大きかったりしなければサイズに困ることは無いでしょう。
レディースは実際に触れたことがないのですが、メンズと比べウィズが細くかかとが小さく設計されているはずです。
素材について
アロマティックシダーが使われていて、「芳香」「防臭」「防虫」「吸湿」の効果が期待できます。
ザ・木製シューツリーと言った香りです。1年以上使っていると香りが少なくなりますが、紙やすりで削ると香りが戻ります。
表面にはニス塗りがされていないため、吸湿性と香りを最大限に発揮してくれます。
タイプについて
シングルチューブ、センタースプリットのタイプです。
ツインチューブと比べるとホールド感(特に甲の部分)は少ないのですが、多くの靴に合うのが最大のメリットだと思います。
また、ツインチューブタイプは靴に合うものを買わないと逆に靴の形崩れに繋がるので、ネットで購入したい方はシングルチューブの方がサイズ選びで失敗するリスクが少ないです。
価格について
メーカー希望小売価格は4,200円(税抜き)ですが、税込み3,500円ほどで購入できます。
本格的なツインチューブタイプのシューキーパーは6,000円以上するし、手持ちの多くの靴に合うのでコスパは悪くないと思います。
使い方
シューキーパーの使い方を簡単に説明します。
家に帰ったらすぐに入れる
家に帰って脱いだ靴にはすぐにシューキーパーを入れましょう。
湿気を気にして一晩置く派の人もいるようですが、木製のシューキーパーは吸湿効果もあるのですぐに入れて問題ないです。この方が履きジワも付きにくくなると思います。
靴が濡れていたらどうする?
雨の日に履いて靴の中まで濡れてしまった場合
- 新聞紙やキッチンペーパーをつめて一晩風通しの良いところに置き、大まかな水分を取りましょう。(紙は履きジワが伸びるくらい入れましょう。)
- 一晩置いたら、シューキーパーを入れましょう。
以上のようにする理由は、靴が濡れている時は木製シューキーパーの吸湿性では間に合わないからです。
私の失敗経験ですが、濡れた靴にすぐ木製シューキーパーを入れて風通しの悪い玄関に置いていたら、靴とシューキーパーのつま先にカビが発生してしまいました。
私と同じ失敗をしないよう気をつけてください。
使い心地について
使用してみて、以下のようにな使い心地でした。
バネの伸縮性がよくて靴に入れやすい
バネの伸縮性が良く、靴の形状に沿ってくれるので、靴に入れやすいです。
あまり力を使わずに入れることがきます。
取っ手が大きくて靴から抜き取りやすい
取っ手部分が大きいため、指を引っかけやすく、簡単に靴から抜き取ることができます。
下の画像のように、リングのタイプ、紐のタイプなどもありますが、いずれのモノより断然抜き取りやすいです。
サイズ感
SとMを比較
Sになるとカカトもかなり小ぶりになります。
公式サイトによると対応サイズは
メンズS:24.0~25.5cm、メンズM:26.0~27.0cm
いろんな靴に試してきましたが、25.5cmではなく25.0cm(UK6ハーフ)以下の靴にはSがいいでしょう。
ただし靴は表記と実質サイズ感は微妙に違うのでご注意を。
カカトの大きさ
カカトの大きさはコンパクトになってます。
スレイプニルはかかとが小さい靴(シェットランドやRENDOなど)に入れると、カカトの形崩れがやや心配なのですが、コロニルは安心です。
Mサイズを手持ちの靴に入れてサイズ感を確認
レイマーはカカトもウィズもぴったり、ギリギリのサイズなので、6.5にはSサイズがいいでしょう。
レンドの845にもぴったりでした。小さめのカカトが形崩れしてしまう心配もいらないです。
シェットランドフォックスのケンジントンⅡは小指辺りにやや空間ができましたが、概ねちょうどいいでしょう。純正シューキーパーは1万円くらいして結構高いので、コロニルでも十分です。
ソフィスアンドソリッドも小指辺りにやや空間ができましたが、概ねちょうどいいでしょう。普段はトレーディングポストのサルトレカミエ製SR200を入れていてぴったりなのですが、9,000円くらいするのでコロニルでもいいかなと思います。
42ndはやや小指に空間ができましたが、気にする程ではなかったです。42ndは純正シューキーパーが無料でついてくるキャンペーンをたまにやっているので、それを狙うといいでしょう。
バーウィックはカカトが大きいのでどうかと思いましたが、割とちょうどよかったです。7.5以上はLかなと思います。
トリッカーズバートン7.5には少し小さかったです。バートンの7以下にはMでいいと思います。
ロークはウィズが広いので他の靴と比べると、シワの伸びがイマイチでした。許容範囲ではあります。
ただし、カカトとウィズが大ぶりなイギリス靴にフィット感が物足りないかも。多少妥協してコロニルでもいいですが、2000円ほどプラスしてスレイプニルのトラディショナルモデルを買うのもおすすめです。
以下の記事をぜひ参考にしてください。
ジャランスリワヤにはMでは小さかったのですが、形は合います。
ウィールローブは7.5でギリギリでした。この靴はスレイプニルやサルトレカミエでしっくりくる物が見つからなかったので、コロニルがいいと思います。
結論:どんな靴にも合う
上記で手持ちの様々なタイプの靴に入れてみましたが、基本どの靴にも問題なく合います。(大ぶりなイギリス靴にはイマイチだが)
ツインチューブタイプのサルトレカミエ、スレイプニル、コレドヌリなどでもっとぴったりするキーパーも見つかりますが、サイズ合わせにお店に行く手間や価格差を考えると、どの靴もコロニルでいいかなと思いました。
続・サイズ感:リーガル、オールデンなど他有名ブランドの靴との相性を口コミから調査
以下、アマゾンのレビューから抜粋しました。
リーガルに関する口コミ
27cmのリーガル02DRCD用に購入
紳士靴はつま先に捨寸1cm程度あり、縦方向にテンションを掛けるためシューキーパーは最低28cm必要、本品は弱めのバネ式でしたので29cm必要との考えでLサイズ購入(使用状態での実測長31cm)ジャストフィットです。
スコッチグレインに関する口コミ
皆さんが書かれている通り少し薄めの作りになっていますが、問題無く使用できています。ジャランスリワヤのローファー6.5にはSサイズ、スコッチグレインの25cmにはMサイズがピッタリでした!
チャーチに関する口コミ
MENS Mサイズを使用。
当方、ALDENでは8.5D CHURCH’Sでは7.5F PARABOOTでは7.5を履いております。各々のシューメーカー、木型の特徴は置いておいて、当方の所有しているシューズには完璧までとはいかないものの、しっかりと履き皺を伸ばしてくれています。
クロケット&ジョーンズに関する口コミ
クロケット&ジョーンズのモールトンUK6.5にぴったりでした。
いつも使っているコルドヌリに比べて少し安っぽい作りでしたが、価格並みのシューツリーかと思いました。
オールデンに関する口コミ
オールデンの靴にも合いました!
値段の割には品質も悪くなく、使えると思います。
パラブーツに関する口コミ
やっぱりコロニル、安心の品質です。
パラブーツ シャンボードに使用しております。
適度に湿度を取ってくれています。
同じ価格帯のものも散在してるとおもいますが、優秀と思います。
若干、取り出す際に持ち手が無いので取りにくく感じます。
まとめると
日本靴、アメリカ靴、イギリス靴などいろんな靴に合います。
純正シューキーパー、高級ツインチューブシューキーパーにはフィット感は劣るけど価格差を考えるとコロニルで十分って方が多いです。
購入するならネットか東急ハンズ
コロニルのアロマティックシダーシューツリーはほとんどの靴に対応できるので、試着せずネットで購入しても良いと思います。
ですが、東急ハンズがお近くにあるのであれば、実際に靴に入れてサイズを確かめてみると良いでしょう。
まとめ:コロニルのアロマティックシダーシューツリーは万能!あらゆる靴におすすめ
最後に振り返ってみましょう。コロニルのアロマティックシダーシューツリーのメリット、デメリットをまとめました。
メリット
- シングルチューブタイプでどんな靴にも合う
- どんな靴もある程度シワを伸ばしてくれる
- カカトがコンパクト
- 抜き差しが簡単
デメリット
- ツインチューブタイプと比べ甲の支えが少ない
冒頭にも書いたように
どんな靴にも合うのでサイズの失敗リスクが少なく、形崩れすることなくある程度シワを伸ばしてくれる優秀なシューキーパーでした。
純正シューキーパーは高いし、6,000円以上出して高級シューキーパーを買うほどでもないと思う方はコロニルを試してみるといいですよ!
他のシューキーパーについても知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
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