革靴に防水スプレーをかけたら跡がまだらに残ってしまった時の対処法

革靴に防水スプレーをかけたら跡がまだらに残ってしまった時の対処法

革靴に防水スプレーをかけたら、防水スプレーの跡・シミがまだらに残ってしまった経験がある方。

ある方法を行うことで跡が消えてしっかり防水もしてくれます。そのある方法をご説明します。

 

革靴に防水スプレーをかけたら跡がまだらに残ってしまった時の対処法

使用する革靴と防水スプレー

使用する革靴と防水スプレー

 

革靴はwheelrobe

革靴はwheelrobe

wheelrobeの靴を使います。

アッパー素材は「クロムエクセルレザー」です。クロムエクセルレザーはホーウィン社のオイルが豊富に含まれた馬革です。

 

防水スプレーはYAZAWA

防水スプレーはYAZAWA

YAZAWAのフッ素樹脂タイプの防水スプレーを使用します。

防水スプレーはシリコーン樹脂タイプとフッ素樹脂タイプにわかれますが、フッ素樹脂タイプは通気性が損なわれずシミになりにくいため、革素材に向いています。

 

防水スプレーをかける手順

防水スプレーをかける手順

このような手順で防水スプレーを使いました。

  1. 馬毛ブラシでブラッシング
  2. 防水スプレーをかける(20cm以上離して)

特に汚れはなかったので、クリーナーで汚れ落としはせずに、ブラッシングでホコリを落とすのみのケア後防水スプレーをかけました。

 

防水スプレーをかけるとシミ・跡がまだらに残った

防水スプレーをかけるとシミ・跡がまだらに残った

防水スプレーをかけて20分ほど自然乾燥後、このようにシミのような跡ができてしまいました!しかも全体的にまだらに。。。

「きっと革と相性が悪かったんだろう。クリーナーで早く落とさないと!」と思った経験ありませんか?

ぜひ、次の対処法を試してみてください。

 

この場合の対処法

この場合にできたまだらな跡は「乾拭き」をするだけで簡単に目立たなくなります。

この「乾拭き」は防水スプレーをかけて乾燥後に行う正しい手順です。跡が残って失敗した!と思いすぐにクリーナーで拭き取ってしまわずに、乾拭きをしてみましょう。

このまだらにできた跡は、防水スプレーの成分が表面に不均等に付着しているだけです。乾拭きをすることで革全体に均一に成分が広がり、跡が消えて防水効果も発揮できます。

 

乾拭きをする

乾拭きをする

ネル布など柔らかい布で優しく乾拭きしましょう。強く擦ると防水スプレーの成分を拭き取ってしまうので注意してください。

ネル布はいつも但馬屋さんの300番を自分で切って使用しています。厚みがちょうどよく安くて気に入っています。

 

乾拭き後

乾拭き後

このようにまだらな跡はなくなりました!

防水スプレーの撥水効果がなくなるのでは?と心配の方もご安心を。このようにしっかり水を弾いてくれます。

 

防水スプレーの跡やシミを防ぐために

今回の例は失敗してできた跡・シミではありませんでした。

しかし、革によっては防水スプレーをかけることで表面が白くなってしまったり、乾拭きでは落とせないシミになる恐れがあります。

そこで、防水スプレーによる跡・シミを防ぐために知っておくべき点をピックアップしました。

 

フッ素樹脂タイプの防水スプレーを使う

防水スプレーは「シリコーン樹脂タイプ」と「フッ素樹脂タイプ」にわかれます。

「シリコーン樹脂タイプ」は革素材にかけるとシミになる場合があります。反対に「フッ素樹脂タイプ」は革の通気性を損なわずに、シミにもなりにくいので革素材におすすめです。

革素材にも使えると書いてあるけど、「シリコーン樹脂タイプ」の防水スプレーもありますので、成分表示を確認して購入しましょう。

 

おすすめの防水スプレーはこちらの記事で紹介しています。

革靴におすすめの防水スプレー12選【比較した結果〇〇がベスト!】

 

汚れを落としてからかける

汚れがついた状態で防水スプレーをかけることで、汚れが革に定着してシミになる恐れがあります。そのため、汚れを落としてから防水スプレーをかけましょう。

具体的にはこのような手順で行いましょう。

【汚れが目立たない場合】

  1. 馬毛ブラシでブラッシングしてホコリを落とす
  2. 防水スプレーをかけて乾拭き

【汚れがある場合】

  1. 馬毛ブラシでブラッシングしてホコリを落とす
  2. クリーナーで汚れを落とす
  3. クリームで保湿
  4. 防水スプレーをかけて乾拭き

 

防水スプレーの正しいかけ方や手順を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

革靴の防水スプレーのかけ方・使い方【かけた後の乾拭きが大切!】

革靴の防水スプレーのかけ方・使い方【かけた後の乾拭きが大切!】

 

靴の内側で試してから全体にかける

シミが心配な場合はまずは、靴の内側(踏まず部分など)にかけて試して問題なければ全体にかけましょう。

 

ガラスレザー、エナメル、合成皮革には使わない

ガラスレザーやエナメルは革の表面に樹脂などのコーティングがされています。コーティングの成分が防水スプレーの成分に反応して、表面が曇る場合があります。

また、合成皮革の場合は防水スプレーをかけることで表面が白くなってしまう例が多くあります。

 

そもそも、ガラスレザー、エナメル、合成皮革は水を弾いてくれるため、防水スプレーをかける必要がほとんどありません。

水が染みてしまう場合はアッパーの劣化と考えて、買い替えを検討してもいいでしょう。(以上の革は経年劣化するため)

 

銀付きレザー、スエードレザーには基本使っても大丈夫

銀付きレザー(表面加工がされていない一般的な革)や、スエードレザーは基本的には防水スプレーを使用しても大丈夫です。

ただし、念のため革の内側で試すことをおすすめします。

 

まとめ:防水スプレーをかけて跡が残っても慌てないこと!

今回の例では乾拭きをするだけで対処できてしまいます。

失敗した!と慌ててクリーナーで落とそうとはせずにまずは乾拭きをしてみましょう。

 

もしフッ素樹脂タイプの防水スプレーを持っていなければ、こちらの記事を参考にしてください。コスパの良いフッ素樹脂タイプの防水スプレーも紹介しています。

革靴におすすめの防水スプレー12選【比較した結果〇〇がベスト!】

 

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Judy_Oshima
Loake1880を買ったのが革靴好きの始まりです。 婦人靴ブランドに勤務していたこともあり、パンプスを眺めるのも好きです。 当ブログの運営、靴紐ブランド・MONDSHOELACE(モンドシューレース)の運営などをしています。 Twitter、Instagramもやっていますので皆さまと繋がれたら嬉しいです。