革靴のつま先用のハーフインソールについてとおすすめの商品を紹介します。
インソールにはさまざまな種類がありますが、つま先用のハーフインソールは以下のような場合におすすめできます。
- つま先部分のみサイズ調整をしたい
- フルインソールを使っているけどカカトが浮いてしまう
- フルインソールを使っているけど甲が当たってしまう
- フルインソールそ使っているけど脱いだ時に見えるのが気になる
一つでも当てはまる方は参考にしていただき、フィッティングの改善にお役立てください。
革靴のつま先用のハーフインソール・中敷きはコレがいい
つま先用のハーフインソールのメリット・効果
つま先用のハーフインソールのメリットは3つあります。
- インソールの厚みでカカトが浮く心配がない
- 甲のフィッティングに影響しにくい
- 靴のロゴが隠れない
1:インソールの厚みでカカトが浮く心配がない
つま先からカカトまであるフルインソールやカカト用のハーフインソール場合、カカト部分に厚みが加わるためフィッティングが変わります。具体的にはカカトが浮いてしまったり、カカトが不安定になり足をひねってしまうこと場合もあります。
しかし、つま先用のハーフインソールの場合は、カカトのフィッティングは変わらずにサイズ調整が可能です。
実際にフルインソールとつま先用のハーフインソールを見比べてみると、カカト部分の厚みの違いは明らかです。
2:甲のフィッティングに影響しにくい
フルインソールやアーチクッションが入っているインソールの場合は、甲が高くなるため甲の圧迫が強くなる場合があります。
しかし、つま先部分のみのハーフインソールの場合は甲(一の甲)の高さを変えずにサイズ調整が可能です。
実際にフルインソールとつま先用のハーフインソールを見比べてみると、甲の真下部分の厚みの違いは明らかです。
3:靴のロゴが隠れない
フルインソールやカカトのみのハーフインソールの場合、靴の中敷きにあるロゴが隠れてしまいます。脱いだ時に靴のブランドが見えた方がかっこいいし、インソールが入っているのがダサいなと思う方は少なからずいるはずです。
しかし、つま先用のハーフインソールの場合はロゴが隠れないし、インソールが入っているか中を覗かないとわかりません。
以上のようにつま先用のハーフインソールは、カカトや甲のフィッティングを変えずにサイズ調整ができて、中敷きの見た目が気にならないといったメリットがあるインソールです。
つま先用のハーフインソールのおすすめは「ぺダック レザーハーフインソール」
つま先用のハーフインソールでおすすめなのは「ペダック レザーハーフインソール」です。スペック、サイズ展開、特徴を解説していきます。
【スペック詳細】
価格(税抜き) | 1,300円 |
---|---|
ブランド | ペダック |
生産国 | ドイツ |
素材 | 羊革(植物抽出なめし) |
クッション | あり(ラテックスフォーム) |
厚さ | 約2.5mm |
【サイズ展開】
メンズサイズ
39/40(24.5~25cm)
41/42(25.5~26cm)
43/44(26.5~28cm)
特徴1:表面が本革で吸湿性がある
表面に羊革を使用しているため吸湿性があります。裏面のクッションにも通気孔があるため蒸れにくいです。
私はクッション素材のみのインソールを使用して、足がすぐに蒸れてしまい気持ち悪くてすぐに捨ててしまった経験がありますが、このインソールは特に気になりませんでした。
特徴2:クッション付きでソフトな足あたり
裏面にクッションが貼ってあり足あたりがソフトです。
革靴の元々のインソールは足あたりが硬いです。徐々に足の裏に馴染んでくるのが魅力ではありますが、柔らかいのが好きな方もいると思います。
そのため、足あたりの柔らかさが欲しいと思っている方にもおすすめです。
特徴3:微妙な調節に役立つちょうどいい厚み
表面の羊革が1mmちょっと、裏面のクッションが1mmちょっとで合わせて約2.5mmの厚さです。
この厚さはちょっとゆるいくらいのサイズ調整にちょうどいいです。1mmだと薄すぎてサイズ調整の意味が感じられなかったり、3mm以上だと厚すぎて足が痛くなってしまうこともありますが、ちょうどいい厚さです。
私は初めはタイトフィッティングだったけど、数年履いて逆にちょっとゆるくなって足が若干靴の中で動いてしまう靴に使用しています。
履き心地をフルインソールと比べてみた
ペダックのハーフインソールと、同じくペダックのフルインソールで履き比べてみました。
(フルインソールが古く見た目が綺麗じゃないのはお許しください。)
フルインソールはアーチサポートタイプで、横のアーチと縦のアーチ部分に厚みがあるもので、つま先部分の厚みは2mm程、カカト部分の厚みは3mmほどあります。
履き比べ:つま先周りのフィッティング
つま先から二の甲にかけてのフィッティングは特に違いはありませんでした。若干ゆるさがあったフィッティングが改善されました。
履き比べ:カカトのフィッティング
写真ではわかりづらいですが、フルインソールはカカトの厚みが加わり、クッション性が高まった反面フィット感が悪くなりました。
つま先用のハーフインソールはカカトのフィッティングは入れてない時と変わらず、こちらの方がカカトのフィッティングは良好です。
履き比べ:甲のフィッティング
羽根の開き具合が異なり、フィッティングにも差があります。
フルインソールは甲の圧迫が増して窮屈に感じます。紐を緩めればどうにかなりそうですが長時間履くには心配です。
つま先用のハーフインソールは元々の甲のフィッティングと変わらず、甲の当たりに違和感はありません。見た目も理想的な羽根の開き具合になっています。
以上のように、フルインソールは靴全体のサイズ調整になり、甲やカカトのフィッティングにも影響しました。
一方、つま先用のハーフインソールはカカトや甲のフィッティングは変わらず、つま先部分のみのサイズ調整ができました。
まとめ:革靴のつま先用のハーフインソールの特徴
最後にこの記事で紹介したことをまとめます。
つま先用のハーフインソールはこのような場合におすすめです。
- つま先部分のみサイズ調整をしたい
- フルインソールを使っているけどカカトが浮いてしまう
- フルインソールを使っているけど甲が当たってしまう
- フルインソールそ使っているけど脱いだ時に見えるのが気になる
「ペダック レザーハーフインソール」の特徴はこちらです。
- 表面が本革で吸湿性がある
- クッション付きでソフトな足あたり
- 微妙な調節に役立つちょうどいい厚み
以上、つま先用のハーフインソールと「ペダック レザーハーフインソール」について紹介しました。インソールはさまざまな種類がありますが、フィッティングにお困りの方は試してみてください。
この記事で紹介したインソールを含めたおすすめのインソールをこちらで紹介しています。
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