御手洗メソッドの「プレメンテ」Part1、「履く前の3日間のメンテ」をやってみた

Facebookのグループで「靴磨き倶楽部」という3,000人以上が参加するグループがあります。

その靴磨き倶楽部で「プレメンテ」「週一メンテ」「月一メンテ」「半年メンテ」「年一メンテ」という単語をよく目にします。このメンテって何だろう?ということでグループの投稿を遡って調べてみました。

「〜メンテ」とは御手洗さんという方の「御手洗メソッド」と呼ばれる革靴のメンテナンス方法のことを指していました。

御手洗メソッドとは?

「革本来の風合いやしなやかさを保つ靴磨き方法」

御手洗さんの靴を拝見すると靴の履きジワが少なく、全体的に艶やかな靴に仕上がっています。

SNSでよくみる靴磨きといえば「つま先をワックスで目一杯光らせた靴」の投稿が目立ちますが、御手洗さんの靴はそれとは違った雰囲気です。

(余談ですが、ただ光らせるだけの靴磨きは悪だとかそんな意見があるようですが、僕は靴はファッションと捉え人それぞれの好みでいいと思っています。僕は場や服装によって磨き方は変えます。)

なぜ履きジワが少なく革本来のしなやかさが保たれるかと言うと、革に必要な油分を軸にした磨き方だからです。

また、油分をしっかり加えてあげると、少々の雨の日でも問題なく使えるよう。

どのような仕上がりになるか実際に試してみたいので、

最近購入したばかりの「シェットランドフォックスのダブルモンク」を「御手洗メソッド」で育てていこうと思います!




「プレメンテ」の「履く前の3日間のメンテ」

「履く前の3日間のメンテ」「週一メンテ」「月一メンテ」「半年メンテ」を引っくるめて、「プレメンテ」と言っているようです。

今回は3日間のメンテナンスを紹介します。

使う道具はこちら

「プレメンテ」の序盤は新しい靴を履き降ろす前に3日に分けて行います。

このプレメンテの役割は「仕上げ材を落とす」「補水をする」「補油をする」の3つをすることです。

1日目

【1日目の目的】「これからの補油を効率よく行う為に表面の邪魔な化粧を落とすこと」

【1日目の道具】馬毛ブラシ、ネル布、油性クリームニュートラル、デリケートクリーム、タオルなどの布

①馬毛でブラッシング

②クレムのニュートラル(油性の無色のクリーム)を指に巻いた布に取り、仕上げで塗られているクリームやワックスのロウ分を溶かしていきます。

③お湯で濡らしたタオルを固く絞り、①の無色のクリームと溶けたロウ分を固まる前に取り除きます。(暖かい布を使うことで、ロウ分を溶かしてしっかりと落としてくれます。)

④デリケートクリームを靴全体に塗布して補水と若干の補油。甲内側にも塗り内装や履きジワに柔軟性を与えます。

1日寝かせて浸透させます。

2日目

【1日目の目的】靴全体に補油を行う

【2日目の道具】豚毛ブラシ、ネル布、レーダーオイル

①豚毛でブラッシング(馬毛でも問題ないです)→乾拭き

②タピールのレーダーオイルを靴全体に薄く塗布。ソールにも塗っていきます。→1日寝かせて浸透させます。

レーダーオイル使用の注意点

酢と油が分離しているのでよく振って使うこと!

塗りすぎると油分が過多になり革の表面がぼやけてしまい、今後のクリームなどが乗りにくくなるので注意!

布に取るときに飛び散らないよう注意!(ベージュのスラックスに飛び散った経験があり悲惨でした…)

レーダーオイルを布に取る方法

注意点を踏まえた上でこの方法で少量を取ってください。

フタを開ける前に良く振る→布でしっかり口を押さえる→容器と一緒に上に押し上げて液体を布に染み込ませる。

3日目

【3日目の目的】普段履きできる状態にする

【3日目の道具】豚毛ブラシ、ネル布、色付き油性クリーム、ペネトレイトブラシ

①豚毛でブラッシング(馬毛でも問題ないです)→乾拭き。

②レーダーバルサム(色付きの油性クリーム)を塗布。アッパーとコバの隙間も丁寧に。

③30分置いて、豚毛でブラッシング、(グローブでバフィング)、ネル布でよく乾拭き(御手洗さんはセーム革使用)、(山羊毛でブラッシング)

終了!!

before & after

3日間のメンテbefore

3日間のメンテafter

水分、油分が含まれてモチっとした質感と品のある艶が生まれました!!

この後は週一メンテ、月一メンテを半年間行っていきます。

どのような仕上がりになっていくか非常に楽しみです!!

次のステップ「プレメンテ」の「週一メンテ」はこちら↓

御手洗メソッドの「プレメンテ」Part2、「週一メンテ」をやってみた

2019.01.29

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