革靴の手入れ、靴磨きに使うブラシは色ごとに使い分けた方が良いの?と言う疑問にお答えします。
結論を言うと「豚毛ブラシ」は色ごとに使い分けるのがベストです。
その理由や、濃淡が様々なブラウンの靴のブラシの使い分け方、おすすめの豚毛ブラシもご紹介します。
靴磨きのブラシは色ごとに分けるべきか
色分けするブラシは豚毛だけでいい
靴磨きに使用するブラシは主に「馬毛ブラシ」「豚毛ブラシ」「山羊毛ブラシ」の3つがあります。
この中で色分けして使う必要があるのは「豚毛ブラシ」です。
豚毛ブラシはクリーム塗布後にクリームを革に馴染ませるために使用するため、クリームの色ごとに分けて使うのが理想です。
また、無色のクリームを使う場合も革の色に合わせて使い分けるのがベストです。
馬毛ブラシはホコリを払うため、山羊毛ブラシは鏡面の仕上げやホコリを払うために使用するので、色別に用意する必要はありません。
何色分あるといいか?ライトブラウンとダークブラウンは使い分ける?
何色分あるといいのか?特にブラウンの靴は濃淡が様々なので、使うクリーム毎に揃える必要があるのか?と言う疑問にお答えします。
例えば「ブラック、ダークブラウン、ライトブラウン」の靴を持っている場合は3つあるのが理想です。
「ブラック、ダークブラウン、ライトブラウン」に加え中間の「ブラウン」の靴も持っている場合も3つあればいいでしょう。ブラウンにはダークブラウンかライトブラウンどちらか近い色のブラシを使いましょう。
バーガンディ、ネイビーなどもそれぞれの色のブラシを使い分けましょう。
まとめると
- 基本は色ごとに使い分ける
- 濃淡様々なブラウン靴を持っている場合は濃いブラウン用と薄いブラウン用の2つ揃える
ブラックとブラウンに同じ豚毛ブラシを使うのはやめましょう!
おすすめの豚毛ブラシは?
豚毛ブラシは馬毛ブラシや山羊毛ブラシと違い、色ごとに揃える必要があると説明してきました。つまり新しい色の靴を買うと、その色用にブラシも購入しなければいけません。
そういったことを踏まえて、まずはリーズナブルなコロンブスのジャーマンブラシをおすすめします。
ただし、リーズナブルな豚毛は毛が短くて使いづらい物が多いです。多少高くてもいいから良いものが欲しい方は、寺沢ブラシの豚毛ブラシをおすすめします。
手植えのブラシなので丈夫で毛抜けの心配がありません。4,000円ほどと高級な部類ですが、他のメーカーの手植えブラシと比べるとリーズナブルです。
寺沢ブラシについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
コメント
コメント一覧 (4件)
という事はカラーレスのクリームを3種類持っていたとしたら、この場合は使い分ける必要はないのですか?
コメントありがとうございます。ご返信遅くなり申し訳ありません。
カラーレスのクリームを使用してもブラシに革の色が移る場合があるので、革の色に合わせてブラシも使い分けるのがベストだと思います。
記事内ではクリームの色ごとにと記載しておりましたが、このようなパターンもありますね。気づきをありがとうございます。
教えてください。クリームは同色でも染料系と顔料系ではブラシを分けるべきですか?
コメントありがとうございます。
ブラシに付着していたクリームがブラッシング時に靴に移る量を考えると微量だと思いますし、
そもそも染料系と顔料系も実用的には大差はなく、クリームの使い分けも趣味の範疇だと思うそんな価値観ですので、私は使い分けていませんね。
使い分けるメリット何かあれば教えていただきたいです!