鏡面磨きのワックスの落とし方を紹介します。
この記事では次の3つのことを条件にしたワックスの落とし方を取り上げます。
- 簡単に落とせること
- ムラなく落とせること
- ワックス落とし専用のアイテムを使わないこと
簡単にムラなく落とせることに加え、ワックス落とし専用のアイテムを使いません。
使用する道具はこちらの4点です。
- 普段使用している豚毛ブラシ
- 普段使用しているクリーナー
- 使い古しのTシャツで作った汚れ落とし用の布
- 艶出しクリームとしても使える「クレム1925 ニュートラル」
ワックス落とし専用のクリーナーが販売されていますが、頻繁に自分で鏡面磨きをする方でない限りあまり必要ではないと思っています。
私は靴磨きが好きなので人並み以上に鏡面磨きもしていますが、今日紹介する「クレム1925 ニュートラル」で落としています。
理由は艶出しクリームとしても使用できるからです。
クレム1925 ニュートラルを持っていない方もいるとは思いますが、艶出しクリームとしても優秀なクリームなので、「艶出しとワックス落とし」の2つの目的で購入してみてはいかがでしょうか?
では、ワックスの落とし方を詳しくみていきましょう!
鏡面磨きのワックスの落とし方
こちらの3ステップで落とします。
- 豚毛ブラシで叩いて鏡面を割る
- クレムのニュートラルで落とす
- クリーナーで拭き取る
このようにしっかりと鏡面磨きのワックスを落とすことができます!
一つずつ手順を詳しくみていきましょう。
1:豚毛ブラシで叩いて鏡面を割る
豚毛ブラシで鏡面を叩いて割ります。
手首のスナップを効かせてトントン叩くイメージです。
ワックスが飛び散る可能性があるので、新聞紙などを敷いて行ってください。
全体的に割れて艶がなくなる状態まで叩きましょう。
叩くだけでワックスを落とすこともできるようなのですが、ワックスが飛び散ったりブラシにワックスがこびり付くのが嫌なので、全体が割れたのを確認できたら止めます。
鏡面を割ってからクレムで落とすことで、比較的簡単にムラなくワックスを除去することができます。
2:クレムのニュートラルで落とす
鏡面が割れたら、クレムのニュートラルを使ってワックスを落としていきます。
ワックスは油性ですが、同じく油性であるクレムを塗ることでワックスが溶けてくれます。
ワックス落とし用の油性のクリームが販売されていますが、艶出しなど他の用途にも使えるクレムのニュートラルを使うのがおすすめです。
クレムは割高だからもったいない!という意見もあるようですが、靴クリームってそうそう使い切れないので私は気にしていません。
このように、しっかりとワックスを溶かして落とすことができます。
革の毛穴が見える状態までクレムで落としていきます。
今回は8回に分けて拭くことで落とすことができました。
落としすぎると革の銀面を痛めてしまうので、拭いていてザラザラし始めたら表面を確認しましょう。
3:クリーナーで拭き取る
最後にクリーナーで表面に残ったクレムや溶けたワックスを拭き取ります。
しっかりと落とせているか、部分的にワックスが残っていないかこの時に確認してください。
クリーナーは水性も油性も落とせるツーフェイスローションが便利です。油性のクレムもしっかりと落とせます。
このようにムラなくワックスを落とすことができ、スッピンの状態になりました!
最後に
- 簡単に落とせること
- ムラなく落とせること
- ワックス落とし専用のアイテムを使わないこと
以上のことを条件に鏡面磨きのワックスの落とし方を紹介しました。
- 普段使用している豚毛ブラシ
- 普段使用しているクリーナー
- 使い古しのTシャツで作った汚れ落とし用の布
- 艶出しクリームとしても使える「クレム1925 ニュートラル」
以上の4つがあればきれいに落とすことができます。ぜひお試しください!
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