おすすめの靴磨き用の布・クロスを紹介します。
私は5年以上、この記事で紹介する2種類の布を使って、汚れ落としから鏡面磨きまで行っています。
- 靴磨きにはどんな布が最適か知りたい方
- できるだけリーズナブルな布が欲しい方
以上のような方は参考になるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。
おすすめの靴磨き用の布・クロス
靴磨きで布を使う工程はこちらの3つです。
- 汚れ落とし
- 乾拭き(艶出し)
- 鏡面磨き
以上の3つそれぞれの工程で適している布が異なり、これから紹介する2つの布を使い分けて使用することをおすすめします。
汚れ落とし用に「使い古しの綿100%のTシャツ」
「使い古しの綿100%のTシャツ」は実質タダ。
汚れ落とし用の既製品をわざわざ買う必要もなくとても経済的でおすすめです。
おすすめの使い方
汚れ落とし | ◎ |
乾拭き(艶出し) | △ |
鏡面磨き | × |
「使い古しの綿100%のTシャツ」は吸水性が高いため、汚れ落としに最適です。
汚れ落としの工程ではクリーナーを布に付けて拭きますが、「使い古しの綿100%のTシャツ」を使うとクリーナーが良く染み込み、靴の表面についた古いクリームや汚れもしっかりと拭き取ることができます。
柔らかい素材であれば乾拭きにも使用可能です。
「使い古しの綿100%のTシャツ」でクロスを作る方法
【1:綿100%のTシャツを入手する】
私は年に2枚ほどユニクロの白Tシャツを購入していて、汚れてきたら靴磨き用にカットして使用しています。
ユニクロの白Tシャツはスーピマコットンのもので1,000円ほど。十分な柔らかさがあり、汚れ落としだけでなく乾拭きにも使用できて万能です。
【2:ピンキングハサミでカットする】
普通のハサミでカットしてもいいのですが、糸クズが出てうざったいんです。
そこで、ピンキングハサミを使うと糸クズが出にくいのでおすすめです。
横幅は10cm程にカットすると使いやすいです。
生地にもよると思いますが、カットすると布の両端が丸まってしまうので気持ち太めにカットするとちょうど良い幅になります。
「使い古しの綿100%のTシャツ」がない場合
綿100%のTシャツの購入ルーティンがない方は、汚れ落とし用の既製品を購入しましょう。
乾拭き、鏡面磨き用に「但馬屋のネル生地」
私はかれこれ5年以上、生地屋からネル生地をネットで購入してカットして使っています。
靴磨き用の既製品のネル生地は「4枚入りで800円(1枚200円)」ほどしてしまいますが、ネル生地を買って自分でカットすると「1枚30円」なので、かなり経済的でおすすめです。
いくつか厚さを試したところ、やや薄めのこちらのネル生地が使いやすくておすすめです。
おすすめの使い方
汚れ落とし | △ |
乾拭き(艶出し) | ◎ |
鏡面磨き | ◎ |
ネル生地は表面が起毛した布のことです。特に綿100%のものが柔らかくて靴磨きに向いています。
靴磨きでは特に仕上げの乾拭きや鏡面磨きで使用するのがおすすめです。
クリームやワックスを塗るとロウの膜ができて艶が出ますが、柔らかいネル生地を使うことで膜を傷つけずに磨き上げることができます。
汚れ落としにも使用可能ですが、ネル布は水分を弾きやすいので汚れ落としに最適な布とは言えません。
「但馬屋のネル生地」でクロスを作る方法
【ネットで購入したネル生地を、ピンキングハサミでカットする】
普通のハサミでカットしてもいいのですが、ピンキングハサミを使うと糸クズが出にくいのでおすすめです。
8cm×50cmのサイズにカットすると使いやすいです。靴磨き店で有名な「Brift H」のネルもこの比率で、ちょうどいい大きさです。
靴磨きの布の巻き方
- 汚れ落としや乾拭きには「簡単な巻き方」
- 鏡面磨きには「硬い巻き方」
以上の2種類の布の巻き方を覚えておくと、快適に靴磨きができます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
靴磨きに使う布として「使い古しの綿100%のTシャツ」と「但馬屋のネル生地」を紹介しました。
割高な既製品を購入しなくても、この2つがあれば十分に靴磨きができます。
また、靴磨きの工程別で以下のように分けて使用するのがおすすめです。
靴磨きの工程 | 使い古しの綿100%のTシャツ | 但馬屋のネル生地 |
---|---|---|
汚れ落とし | ◎ | △ |
乾拭き(艶出し) | △ | ◎ |
鏡面磨き | × | ◎ |
ぜひ、以上の2つの布を使って靴磨きを楽しんでいただけると嬉しいです。
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