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厚み自在!自作レザーインソールの作り方【市販品が合わない革靴に】

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厚み自在!自作レザーインソールの作り方【市販品が合わない革靴に】

市販のインソールが合わない!とお悩みの方に、自作レザーインソールの作り方を紹介します。

市販のインソールが合わない理由は

  • ちょうどいい厚みのインソールを見つけるのが難しいから
  • 厚めのインソールとなるとアーチパッド入りのインソールが多いが、アーチが元々合っている靴だと干渉してしまうから

といった点が考えられます。

自作レザーインソールは

  • 自由に厚みを決められ
  • 元々の靴のアーチを大きく変えずにすむ

ため、的確なサイズ調整が可能になります。

革なので足裏の感覚も変わらないことも革靴をよく履く人にとっては嬉しい点です。

実際に私も何足か試しましたが、フィッティングが向上しかなり快適になりました!

ということで、自作レザーインソールの作り方を見ていきましょう!皆様のフィッティングの悩みもきっと解決されるはず!

  • 靴ひもがほどけやすくて困っている
  • 毛羽立ちが気になる
  • 既製品では理想の長さが見つからない

そんな方におすすめの「ほどけにくく」「毛羽立ちにくい」靴ひもがあります!
しかも、MONDSHOELACEは長さを1cm単位でオーダー可能です!

目次

自作レザーインソールに必要な道具【予算は1,000円ちょっと】

必要な道具
  • ヌメ革(タンロー)
  • ゴムのり
  • A4用紙
  • ハサミ
  • ペン

ヌメ革(タンロー)

レザーインソールにはヌメ革、もっというとタンローがおすすめです。

タンローとは「タンニンなめしのろうけつ染めに使用できる革」の略称で、植物タンニン剤でなめした革を染色しやすいように脱色、脱脂し、表面加工を施していない素上げ(すあげ)の生成り(きなり)革のことです。

SEIWA

靴に入れた時に、ヌメ革だとソックスと擦れる時にキュッと鳴る感じがして違和感があったのですが、タンローはサラッとしているのでそういった違和感がなかったです。表面加工がないためでしょう。

おすすめの革はこちら。

  • 0.8mm、1.0mm、1.5mm、2.0mmと4種類の厚みがあり
  • 床面(裏面)の毛羽立ちが少なく革のカスがほとんどでない

点がおすすめのポイントです。

どの厚みがいい?

どの厚みを買えばいいか迷うかと思いますが、まずは1.0mmから試してみると良いでしょう。両足分を片足に入れてみれば2.0mmの感覚をテストすることも可能です。

A4の大きさで大丈夫?

私の靴のサイズは26cmでA4で両足分取れますが、28cm以上のサイズやノーズが長い靴であれば長さが足りないかもしれません。

A4を斜めに使って片足分を取るか、A3も検討してください。

規格大きさ
A429.7cm×21.0cm
A342.0cm×29.7cm

ゴムのり

インソールを靴に貼る際にはゴムのりを使うのがおすすめです。

靴の中に入れるだけではインソールが擦れて「ギュッギュッ」と音が鳴るので、貼り付けた方が快適に歩けます。

また、ゴムのりで貼り付けることで後で簡単に剥がすこともできるので、両面テープやボンドなどではなくゴムのりがおすすめです。ちなみに平な面に付いたゴムのりは指で擦って取ることもできて扱いやすいです。

A4用紙、ハサミ、ペン

A4以上の大きさの紙であればチラシでもなんでも大丈夫です。ハサミとペンもご自宅にあるもので。

自作レザーインソールの作り方

靴の中で少し足が動いてしまう42ndの靴用に、1.0mmの革でインソールを作ってみます!

1:A4用紙でインソールの型を作る

まずは、靴を乗せてA4用紙にアウトソールの形を転写します。

転写したらカットします。

コバの張り出し分を考えて少し内側を切るとちょうど良い大きさになりやすいです。

靴に入れながら微調整していきます。

淵の部分を強く擦り跡をつけると綺麗にカットできます。

インソールの型ができました!

切り過ぎたり、思い通りの形にならない時は新しい紙で作り直しましょう。紙であれば何度失敗しても負担は少なく済みます。

2:革に転写してカット

A4用紙で作ったインソールの型を革に転写します。クリップで固定すると転写しやすいですよ。

切ったら出来上がり。

3:靴に入れてサイズの確認、インソールを靴に馴染ませる

靴に入れてみてサイズを確認しましょう。もし緩ければもう一枚重ねるなど調整してください。

靴を履いてインソールを足型に馴染ませます。
平な革を馴染ませて、足裏の形に近づけることで綺麗に貼り付けやすくなります。

30分くらいで十分ですが、サイズの確認も兼ねて一日履いてみても良いでしょう。

4:敷革を剥がして、インソールをゴムのりで貼る

インソールを貼り付ける工程に入ります。
上に乗せるだけでいいのでは?と思う方もいるかと思いますが、

  • 接着しないとインソールが靴と擦れて「ギュッギュッ」と音が鳴り
  • 敷革のロゴも隠れてしまう

ので、敷革を剥がして貼り付けることをおすすめします。

まずは、敷革を剥がします。

クッションが入っているケースが多いですが、クッションを残した状態でインソールを入れると、カカトのポジションが高くなりカカトのフィッティングが悪くなるので、私はクッションも剥がしています。

ゴムのりを自作のインソールの裏に塗ります。

指で塗っていますが、気になる方は「ホイップクリームを扱う時のシリコンのヘラ」を使うと塗りやすく手も汚れませんのでおすすめです。

塗り終わったら靴に入れ、少し履いてしっかりと接着させたら完成!

敷革の下に入れてるので、見た目はそのままです。

元々羽根が完全に閉じていましたが、少し開くようになりました。

足が靴の中で動く感覚が軽減され快適な履き心地に!

履いてみてまだ緩ければ、革を重ねて再調整してみてください!

自作レザーインソールで調整した靴を紹介

手持ちのいくつかの靴に自作インソールを入れてサイズ調整をしていますので、実例を紹介したいと思います。

LOAKE

10年近く愛用しているLOAKE。

とても気に入っているんですが、ウィズがかなり大きい上に土踏まずが浮く感じがしてアーチが合わないので、2.0mmの革に「サフィール アナトミックインソール」を重ねています。

このように市販のインソールと組み合わせるのも一つです。

Oriental

OrientalのPHILIPです。

初めは調整不要でしたが、半年程履いたら大きく感じてきたので1.0mmの革を入れました。

その後、痩せたことで足のサイズが小さくなったのかさらに緩く感じたので0.8mmの革を追加しました。

まとめ

市販のインソールが合わずに悩んでいる方は、1,000円ちょっとの費用で済むので、ぜひ自作レザーインソールを試してみてください!

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