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革靴の防水スプレーのかけ方・使い方【かけた後の乾拭きが大切!】

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革靴の防水スプレーのかけ方・使い方【かけた後の乾拭きが大切!】

正しい防水スプレーの使い方知っていますか?

革靴の防水スプレーのかけ方・使い方を、スムースレザー(表革)とスエードレザーそれぞれで説明しています。

正しく使うことで雨や汚れを最大限に防ぐことができますので、最後まで見ていただき、次に防水スプレーを使うときの参考にしてください。

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目次

革靴の防水スプレーの使い方・かけ方

スムースレザーに使う手順

スムースレザーに使う手順
防水スプレーの使い方(スムースレザー)
  1. ブラッシングでホコリを払う
  2. 防水スプレーをかける
  3. 30分自然乾燥
  4. ネル布で乾拭き
  5. 防水効果を高めたいときは②〜④をもう一度繰り返す

ただし、革が乾燥している場合や、汚れている場合は①の後に以下のケアを付け加えてください。

  • クリーナーで汚れ落とし
  • クリームで保湿(+ブラッシングと乾拭き)

使う道具はこち

【馬毛ブラシ】

【防水スプレー】

【ネル布】

①ブラッシングでホコリを払う

①ブラッシングでホコリを払う

革の表面のホコリ・汚れをブラッシングで取り除きます。馬毛ブラシを使いましょう。

ブラッシングを行わないで防水スプレーをかけると、汚れがシミの原因になることもあるので気をつけましょう。

靴の汚れが目立つ場合はクリーナーで汚れを落とし、クリームで保湿をした後に防水スプレーをかけてください。

②防水スプレーをかける

②防水スプレーをかける

屋外で靴から20cm離して防水スプレーをかけます。

防水スプレーは吸い込むと身体に有害で、肺などの呼吸器官に悪影響を与える可能性があるため、必ず屋外で使いましょう。防水水スプレーを吸い込むと以下のような症状があるようなので気をつけてください。

症状
過去の事例からの主な症状は、咳、呼吸困難、嘔気、嘔吐、発熱でした。
典型的な経過は、使用後まもなく深呼吸ができず、息苦しくなり、息を深くしようとすると咳がとまらなくなって、いっそう息苦しくなり、さらに寒気や発熱が出現します。
重症例では、胸部Ⅹ線検査の異常所見や白血球数の増加、低酸素血症が報告されています。
症状発現までの時間は、使用中や使用後1時間以内が多く、比較的早い時期に発症します。

参照:全国健康保険協会(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/hokkaido/cat070/column/20200305/)

また、靴から20cm離すことで均一にかけることができます。

③30分自然乾燥

風通しのいいところで30分自然乾燥させます。(室内でも十分乾きます。)

濡れている状態で次の工程の乾拭きを行うと、せっかくかけた防水スプレーの成分が革に定着する前に拭き取ってしまうので気をつけましょう。

30分経つとこのようになりました。全体的に曇って見えます。

③30分自然乾燥_正面
③30分自然乾燥_横

近くで見てみると、シミのようになっています!

しかしこれは、防水スプレーの成分が革の表面にまだらに付着しているだけで、乾拭きをするときれいになるのでご安心を。

③30分自然乾燥_アップ

④ネル布で乾拭き

④ネル布で乾拭き

ネル布などの柔らかい布で乾拭きをします。乾拭きをしていない方は案外多いと思います!必ず行いましょう!

乾拭きをすることで革全体に防水スプレーの溶剤が革の表面に均一に広がり、最大限の防水効果を発揮することができます。自然乾燥後にシミのようになっていましたが、それもきれいになります。

乾拭き後はこちら。全体的に曇りが少なくなりました。

④ネル布で乾拭き_正面
④ネル布で乾拭き_横

近くで見るとシミのようにまだらになっていましたが、このようにきれいになりました。

④ネル布で乾拭き_アップ

⑤防水効果を高めたいときは②〜④をもう一度繰り返す

もう一度繰り返すことで、さらに防水効果を高めることができます。雨の中一日外を歩く時や、大雨の時には2回かけておくと安心です。

スムースレザーの防水効果をチェック

スムースレザーの防水効果をチェック

防水スプレーを上の手順でかけた後(1回かけました。)に水を弾くかチェックしました。

スムースレザーの防水効果をチェック_アップ

霧吹きで水をかけるとこのように水をしっかり弾いています!

ちなみに履きジワ部分は屈曲することで防水スプレーの膜が剥がれていき、水が多少染みてきます。この部分はしょうがないですね。

スエードに使う手順

スエードに使う手順
防水スプレーの使い方(スエード)
  1. ブラッシングでホコリを払う
  2. 防水スプレーをかける
  3. 30分自然乾燥
  4. ブラッシング
  5. 防水効果を高めたいときは②〜④をもう一度繰り返す

使う道具はこちら

【馬毛ブラシ】

【防水スプレー】

①ブラッシングでホコリを払う

①ブラッシングでホコリを払う

革の表面のホコリ・汚れをブラッシングで取り除きます。馬毛ブラシを使うのが理想です。

ブラッシングを行わないで防水スプレーをかけると、汚れがシミの原因になることもあるので気をつけましょう。

手入れをあまりしていない場合はスエード栄養ミストで保湿をした後に防水スプレーをかけましょう。

スエード栄養ミストについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

②防水スプレーをかける

②防水スプレーをかける

屋外で靴から20cm離して防水スプレーをかけます。

③30分自然乾燥

風通しのいいところで30分自然乾燥させます。(室内でも十分乾きます。)

スムース素材のようにシミにはなりません。

④ブラッシング

④ブラッシング

馬毛ブラシでブラッシングをして、防水スプレーの成分を均一に馴染ませます。

ブラッシング後はこのようになりました。

特にスエード素材は曇って見えることもなく、かける前と見た目は変わりません。

④ブラッシング_正面
④ブラッシング_横

⑤防水効果を高めたいときは②〜④をもう一度繰り返す

もう一度繰り返すことで、さらに防水効果を高めることができます。

スエードの防水効果をチェック

スエードの防水効果をチェック

スムースレザー同様霧吹きで水をかけましたが、しっかりと水を弾いてくれました。

たくさんかけると水がポタポタ下に落ちていきました。雨の日に安心して使えそうです。

防水スプレーをかける頻度やタイミングは?

スムースレザーとスエードレザーの防水スプレーのかけ方を説明してきました。

かけ方はわかったけど、かける頻度やタイミングはいつがベストなのか気になる方はこちらの記事をお読みください。

まとめ:防水スプレーをかけた後に乾拭き、ブラッシングをすること!

防水スプレーをかけた後にスムースレザーには乾拭き、スエードにはブラッシングをしましょう。この工程を行うことで、防水効果を最大限発揮できます。

スムースレザーは防水スプレーをかけると表面がシミのようになりますが、防水スプレーの成分が革の表面にまだらに付着してシミのように見えるだけです。乾拭きをすることで、革の表面に均一に広がり、シミのような物はなくなります。

以上、防水スプレーを正しく使って雨の予防・汚れの予防をしましょう!

革靴にはアメダスを代表とするフッ素樹脂タイプの防水スプレーが向いています。おすすめの防水スプレーを以下の記事にまとめていますので、ぜひ防水スプレー選びの参考にしてください。

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