東急ハンズ新宿店にてリンカーンワックスをゲットしましたので、使い心地をレビューします。
正直かなり使いやすかったです。
パッケージのインパクトが強いリンカーンワックス。今後さらに人気が出そう。
リンカーンワックスの特徴
天然原料100%
リンカーンワックスの主成分は
カルナバワックス・ミツロウ・有機溶剤
有機溶剤に石油系溶剤が含まれるワックスもありますが、天然原料のみで作られています。
そのため、革に余計なダメージを与えない革に優しいワックスと言えます。
また、嫌なニオイがしないのが嬉しいところでしょう。
米軍海兵隊の指定ブランド
米軍をはじめとする各国の軍隊や警察の指定ブランドです。
式典部隊で履くピカピカの靴の多くはリンカーンで磨かれているようです。
となると、米軍海兵隊がどのように靴を磨いているか気になっていしまいませんか?
士官学校での靴磨きに関する記事を見つけました。
靴磨き。これが完璧に出来ずして士官学校に行ったとは言えまい。人工皮革(コルファム)の堅くて磨く必要のない靴が支給されるものの、本物の革靴をピッカピカに磨き上げていると服装点検の際にちょっとオマケ点を貰える。
【海軍兵学校アナポリス流靴磨き】
用意するもの:ポリッシュ・ブラシ・ 歯ブラシ・綿布・水
磨き方:柔らかいブラシでゴミを落とし、ハンカチを指に巻いてポリッシュを付け靴に薄く塗る。
ハンカチに水をつけて磨く。力を入れない。なでさする。
15分乾かしたら繰り返してOK。指に微粒子を感じ始めたら布のきれいな部分に移動し続行。
すっと伸びる新しいポリッシュを使う。つま先が光るのが重要。
http://navalacademy1.com/honor/inspection.html
士官学校でも靴磨きを教わるようですね。
珍しい色:ミッドナイトグリーン
リンカーンワックスは「ミッドナイトグリーン」「ブルー」など他ではないような色の展開があります。
グリーン、ブルーの靴を持っている方には嬉しい色展開です。
変わった色だけでなく、ブラウン系の色が豊富に揃っているのもいいところ。
今回購入した「ミッドタン」も茶すぎず黄色すぎず程よい色でした。
使ってみた
磨いた靴はこちらロークのバッキンガム
若干つま先に小傷が入っている状態。
エクセレントクリームのニュートラルで磨き、その後にリンカーンワックスを塗って仕上げていきます。
下地が作りやすい
指に少量つけて、ポリッシュの下地を作っていきます。
伸びがよくて、塗りやすいです。
最近YAZAWAをよく使っていたので、伸びのギャップをすごく感じました。
サフィールノワールのワックスほど柔らかくなく、早く下地が作れました。
リンカーンワックスの柔らかさはちょうど良かったです。
光り始めが早い
ハンドラップでネルに水を軽く染み込ませて、磨いていきます!
【1層目】早速うろこ状になってきました。早く光そうな雰囲気です。
【5層目】光が出てきました。僕の好みではこれくらいで十分なのですが、もう少し磨いていきます。
【9層目 + 水研ぎ】9層でこれくらいまで光りました。光りやすくて、使いやすい!
下地も作りやすく、光やすい。非常に使い勝手のいいワックスと言えるでしょう。
様々なワックスを使ってきましたが、トータルでの使い心地は一番良かったです!
靴磨き始めたばかりの方にも使いやすくて、オススメのワックスです。
絶妙な色合いのミッドタン
ロークのダークブラウンはこんな感んじで仕上がりました。
やや黄色味がまして、透明感が出てきました。
この靴はブートブラックのダークブラウンやクレムのパリジャンブラウンで磨いていたので、赤みのある革に仕上がっていました。
赤みに対して、黄色味を足した結果、正直あまり好みの雰囲気になりませんでした。。。
この辺りの色の組み合わせは色々試して、自分の好きなパターンを見つけていきたいところです。
ライトブラウンの靴に使うとこんな感じになりました!
Before
After
スモーキーさが加わって、靴の表情が豊かになりました。
この仕上がりは、僕も満足です。(リンカーンワックスを勧めてくれた星さんに磨いてもらいました。ありがとうございます。)
リンカーンワックス使い心地抜群でしたので、ぜひ使ってみてください!
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