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サフィールノワール クレム1925 の特徴と使い方と注意点

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サフィールノワール クレム1925 の特徴と使い方と注意点

「サフィールノワール クレム1925」を10種類ほど所有しています。

あらゆる靴クリームを試してきましたが、クレム1925は一番よく使っていて好きなクリームです。

好きな理由は以下の4つの特徴があるからです。

  • 強くギラつくツヤ
  • 抜群の補色効果
  • なかなか量が減らないし、長期間の保管が可能
  • まったりしたラグジュアリーな香り

これらの特徴についてや、使い方、注意点をこの記事でまとめています。

購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

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目次

クレム1925とは?

サフィールの上級ライン「サフィールノワール」

1920年代からの伝統的なレシピをで作られる上級ラインです。

「ノワール」はフランス語で「黒」という意味。その為サフィールノワールの商品はラベルが黒になっています。

乳化性ではなく、油性クリーム

靴クリームといえば乳化性が主流ですが、クレム1925は油性のクリームです。

油性のクリームとはいえ固形の油性ワックスとは違い、しっかり伸びてくれる柔らかい質感です。

成分は高級ワックスなど

  • ビーズワックス
  • カルナバワックス
  • シアバター
  • テレピン油 など

6種類のワックスが配合されています。

1920年代からの伝統的なレシピに、シアバターが配合されたことにより伸びと浸透性が格段に向上し、ブラッシングや拭き取りの時間が短縮されたそう。

1,000円以下のクリームと比べると高級な素材を使用しています。

豊富な色展開

日本で入れやすい代表的な色は以下の14色。

ブラック、ニュートラル、ライトブラウン、ブラウン、ダークブラウン、ネイビーブルー、バーガンディ、マカボニー、コニャック、エルメスレッド、グレー、ダークグリーン、タバコブラウン、パリジャンブラウン

ダークブラウン、タバコブラウン、パリジャンブラウンとダークブラウン系の色が3種類あり、微妙な違いが楽しめる色展開になっています。

こだわり始めると、この微妙な色の違いが楽しくなるのです。

クレム1925を使用した時の特徴

クレム1925の特徴
  • 強くギラつくツヤ
  • 抜群の補色効果
  • なかなか量が減らないし、長期間の保管が可能
  • まったりしたラグジュアリーな香り

上記の4つの特徴があります。一つずつ説明していきます。

強くギラつくツヤ

クレム1925は油分・ロウ分が豊富に含まれていますので、普通の乳化性クリームと比べてしっかりとした強めのツヤが出ます。

強めのツヤが出ることで、つま先やカカトにワックスを塗りハイシャインをした時に、ワックスを塗った部分とそうでない部分の自然な境界線を作ることができます。

そのためか、プロのシューシャイナーもこのクレム1925を好む方も多いようです。クレム1925で「プロが認めるツヤ」を体験できます。

抜群の補色効果

乳化性クリームと比べて補色効果が高いです。

色が抜けてしまった靴にはクレムを使うことをお勧めします。

具体的な使い方としては、乾燥した革に潤いを与えるためデリケートクリームを塗った後にクレムを塗ると綺麗に仕上がります。

なかなか量が減らないし、長期間の保管が可能

伸びがよく、少量塗るだけでツヤが出て補色もできるのでなかなか減りません。

また、乳化性クリームと比べて保管できる期間が長いです。

乳化性クリームは水分が蒸発して数年で硬化してしまいますが、クレムは油性クリームで水分がない?ため質感を保つことができます。

所有しているクレムも5年以上前に購入しましたが、今も新しい時と質感が変わりません。

価格は2,000円以上と他のクリームと比べて高価ですが、「なかなか量が減らない」「長期間の保管が可能」という点から、逆にリーズナブルなのではと思います。

まったりしたラグジュアリーな香り

なんとも伝えにくいのですが、まったりしたラグジュアリーな香りがクセになります。

含有成分の「ビーズワックス」や「シアバター」などのおかげか甘い香りがあります。

香りが良い点は、さすがフランスのブランドですね。

例えば日本のブランドであるブートブラックのクリームは石油っぽいいかにも靴クリームな香りですが、それとは全く異なる良い香りです。

あらゆるクリームを試しているものの、クレムを使ってしまう要因の一つは香りにあると思います。

クレム1925の使い方

日頃の靴磨きに

当然ですが、保湿、補色、艶出しを目的とした日頃の靴磨きで使えます。

他の乳化性クリームと比べて強い艶がでます!

靴磨きのポイントは「クレムを塗る前にデリケートクリームを塗る」ことです。

デリケートクリームは水分が多く革にしっかり浸透してくれる栄養クリームなので、ロウ分が多めのクレムと相性がいいです。

また上でも書きましたが、ハイシャインを施す場合にもおすすめです。ツヤが強いためハイシャインとの境目が自然に仕上がります。

部分的な補色に

補色力が強いので部分的な色抜けにおすすめです。

「つまずいて色が抜けたつま先」「靴どうしが擦れて色が抜けたカカトの内側」などの補色に試してみてください。

指でトントンたたくように塗るとしっかりと色が入ります。

コバの補色と艶出しに

コバの手入れではコバインキはギラギラしすぎるし、乳化性クリームは補色力と艶がイマイチです。

クレムは補色力が高く艶も強いのでコバの手入れにちょうどいいと思っています。

指で直接塗り込み、しっかり乾拭きすることで補色も艶出しもバッチリです。

クレムを使う時の注意点 ひび割れ

塗りすぎ、汚れ落とし過ぎでひび割れる件

油性クリームは塗りすぎてしまう傾向があるのと、ロウ分が多いためひび割れを起こしやすい傾向があるようです。

厚塗りになってしまうと、屈曲部分で硬くなったクリームが割れ、革を傷めてひび割れを起こしてしまいます。

また、クリーナーを使う時に大量のクリーナーを使用すると、何度も革を擦ってしまい革を傷めてしまいます。

ではどのように使用するといいかというと

  • 色を取り切るほどのクリーナーの使用はNG
  • クリームを塗りすぎないこと
  • クリーム塗布後の乾拭きをしっかり行うこと

この3点に気をつけましょう。

これらはクレムに限らず他のクリームにも言えることですね。

もし塗りすぎてしまっても、乾拭きをしっかりして余分なクリームを落とせば大丈夫です。

クレム1925・ニュートラルが色々使える件

クレムのニュートラル保湿と艶出しだけでなく、ワックス落としにも使えて万能なクリームです。

どの靴に色にも使えるので、初めてクレムを買う方にもおすすめです。

まとめ

改めて書きますが、私は他の靴クリームを試してはいるものの、結局クレムを一番よく使っています。

以下の特徴があるからです。

  • 強くギラつくツヤ
  • 抜群の補色効果
  • なかなか量が減らないし、長期間の保管が可能
  • まったりしたラグジュアリーな香り

本当に良いクリームなので、ぜひみなさんにもクレムを使ってみて欲しいです!

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