イングリッシュギルド・ビーズリッチクリームをレビュー【黒が青い】

コロナの影響で外出自粛が続く中、イングリッシュギルドのビーズリッチクリームをアマゾンでポチりました。

様々な靴クリームを使ってきましたがビーズリッチクリームは、他の乳化制クリームと比べるとこってりしているが、クレム1925と比べるとあっさりした靴クリームでした。

この記事では、ビーズリッチクリームはツヤが強めと聞いていたので、同じくツヤの強さが魅力のクレム1925と比べた感想も書いています。

ビーズリッチクリームがどんな靴クリームなのかこの記事でわかるはずです。

ぜひ購入の参考にしてみてください。

 

 

イングリッシュギルド・ビーズリッチクリームのスペック

イングリッシュギルドはイギリスのメーカーです。

イギリスといえば靴の聖地「ノーザンプトン」。イングリッシュギルドはそのノーザンプトンのシューメーカーに靴の仕上げ剤や染料などを提供してきたとのこと。

そんな靴職人にも認められるイングリッシュギルドのビーズリッチクリームのスペックをクレム1925と比較してみていきましょう。

 

 

【イングリッシュギルド】

種類乳化性
色の種類7色
容量120g
値段(税抜き)2000円
原産国イギリス
パッケージガラス
染料or顔料染料

内容成分(容器記載):ナチュラルワックス、合成ワックス、油、染料、香料、水
純度の高いビーズワックスを売りにしています。

 

【クレム1925】

種類油性
色の種類14色
容量75g
値段(税抜き)2200円
原産国フランス
パッケージガラス
染料or顔料顔料(染料に近い?)

内容成分(容器記載):ろう、油脂、有機溶剤
ビーズワックス、カルナバワックス、シアバターなど6種類の高級ワックス配合を売りにしています。

 

乳化性クリームです。

なんとなくビーズリッチクリームは油性だと勘違いしていました。

ツヤが強く、クレム1925と比較した話を聞くことが多かったためでしょうか。

 

色展開は多くはないけど十分

色展開は「ニュートラル(無色)」「ブラック」「ダークブラウン」「ミディアムブラウン」「ライトブラウン」「バーガンディ」「ネイビー」の7色です。(日本で入手可能な主な色です。)

クレム1925と比べ、グリーンとかグレーとか特殊な色はありませんが十分な色展開です。

 

内容量たっぷり

120g入っています。

同価格帯の靴クリームの内容量は以下の通り。

コロニル1909のシュプリームクリームデラックス:100g

モゥブレィのクリームナチュラーレ:141g

サフィールノワールのクレム1925:75g

ブートブラックのアーティストパレット:35g

 

超大容量のクリームナチュラーレに継いで容量はたっぷりです。

 

染料ベース

ビーズリッチクリームは染料ベースのクリームで革に優しいと言われます。

ちなみにクレム1925は粒子の細かい顔料(染料に近い成分らしい)を使用しているようです。

 

顔料は革の表面に重なるため着色力が強い。

染料は革に浸透するため着色力は弱いが、革本来の色や風合いを保ちつつ着色してくれ、革に優しいと言われます。

 

代表的な染料ベースの靴クリームは以下の2つです。

モゥブレィのシュークリームジャー

モゥブレィのクリームナチュラーレ

 

ちなみに顔料はダメで、染料がいいと言うわけではなく、ケースバイケースで使い分けるといいと思っています。さらに細かい違いの説明は避けますがそれぞれ良さがあります。

顔料ベースでも染料ベースでも、クリーム塗布後のブラッシングと乾拭きを怠るとクラックが入ってしまいますし。。。

 

ここまで見ると、ビーズリッチクリームは

「ノーザンプトンのシューメーカーにも愛される、大容量で染料ベースの乳化性クリーム」

と言うことになります。

それでは実際に靴に塗り、磨いてみます!

 

 

イングリッシュギルド・ビーズリッチクリームを使ってみた感想

甘くていい香り

蓋を開けるとこんな感じ。

ビーズワックスの香りでしょうか?甘くいい香りがします。

 

ビーズリッチクリームとクレム1925を比べると

クレム1925もビーズワックスの甘い香りで、より濃厚な香りがします。

 

伸びはやや良い

やや塗り心地は良いと感じました。指に取り、革に塗るとしっかりと伸びてくれます。

柔らかさはシュークリームジャーなどの乳化性クリームとさほど変わらないと思います。

 

ビーズリッチクリームとクレム1925を比べると

クレム1925の方が硬いですが、塗り心地の差はほとんどないです。

 

塗ってブラッシング後にさらさらする

革に塗った後に豚毛ブラシでブラッシングをしたところ、革がさらさらとした手触りになりました。

革にすんなり浸透してくれるからでしょうか?

染料ベースのクリームであることも影響しているのでしょうか?

 

ビーズリッチクリームとクレム1925を比べると

クレム1925の方がブラッシングと乾拭きをしっかり行わないと、革の表面にクリームが残る感じがします。ビーズリッチクリームの方がすぐさらさらになりました。

 

しっかりとしたツヤ

やや強めのツヤだと思います。

しばらく履いた靴をビーズリッチクリームで磨きました。

Befor & Afterはこんな感じです。(写真で伝わりづらいと思いますが。。。)

Before

After

 

クレム1925ほどギラッとしたツヤは出ませんが、他の乳化性クリームと比べると強めでした。

 

黒は青い

ブラックを購入しましたが、青味がかなり強い黒です。

クレム1925のブラック、ネイビーと3種類を紙に塗り比較してみるとこのようになりました。

(左からビーズリッチクリーム、クレムブラック、クレムネイビー)

クレム1925のブラックは真っ黒。(ややビーズワックス?が分離して黄色いですが)

ビーズリッチクリームのブラックは、やや青味のある黒でした。(写真では分かりづらいですね。。。)

黒は黒でもいろんな黒があるのは靴クリームの面白いところですね。

 

 

最後に:イングリッシュギルド・ビーズリッチクリームはややこってり

イングリッシュギルドのビーズリッチクリームは

「ノーザンプトンのシューメーカーにも愛される、大容量で染料ベースの乳化性クリーム

かつ

「甘い香りがしてしっかりとしたツヤを出したい時におすすめのややこってりした靴クリーム」

でした。

クレム1925ほどツヤを出したくない、クレム1925よりも革本来の自然な仕上がりにしたい時に

使うといいと思います。

 

また今回は黒を使ってみましたが、青味が強いのが最大の特徴でした。

ネイビーの靴のアンティーク仕上げなんかにも向いているでしょう。

 

 

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Loake1880を買ったのが革靴好きの始まりです。 婦人靴ブランドに勤務していたこともあり、パンプスを眺めるのも好きです。 当ブログの運営、靴紐ブランド・MONDSHOELACE(モンドシューレース)の運営などをしています。 Twitter、Instagramもやっていますので皆さまと繋がれたら嬉しいです。