ペネトレイトブラシはお持ちですか?
靴磨きをそこまで頻繁にしない方でも、靴磨きが好きな方でも持っておくと便利なアイテムです。
ペネトレイトブラシの素材や価格
ブランド:M.モゥブレィ
主な用途:クリーム塗布用
素材:豚毛
価格:400円
安いですね。ちなみに私はクリームの色別や用途別に5つもっています。
コロンブスやダイソーでも販売していますが、M.モゥブレィのペネトレイトブラシがおすすめです。
持ち手部分の形状が丸いM.モゥブレィのペネトレイトブラシはある場面で活躍するからです。下で紹介していますので読み進めてみてください。
こんな方におすすめの記事
- ペネトレイトブラシをアッパーのクリーム塗布にしか使っていない方
- ペネトレイトブラシを持っていなくて購入を検討している方
アッパーのクリーム塗布だけでなく意外な使い方もあります。上記の方は是非最後までご覧ください。
ペネトレイトブラシの使い方
ペネトレイトブラシの使い方を3つ詳しく紹介していきます。
①アッパーのクリーム塗布
アッパーのクリーム塗布する時は「指」や「布」で塗る方法もありますが、ペネトレイトブラシを使う場合のメリットを紹介します。
メリット①:全体的に素早くムラなく塗れる
指で塗る場合と比べて、素早くしかもムラなく靴全体にクリームを塗布できます。
クリームの量をコントロールしやすいので、塗り過ぎてしまうリスクが少ないです。
メリット②:細かい部分も簡単に塗れる
細かい部分というと以下のようなところです。
- トゥキャップなどの革の継ぎ目
- メダリオンやパーフォレーションなどの穴飾り
- アッパーとコバとの隙間
指で塗る場合、革の継ぎ目や穴飾りにクリームが溜まってしまいます。
また、アッパーとコバとの隙間まで塗ることができません。
塗った後に豚毛ブラシでクリームを伸ばせばいいのですが、指ではなくペネトレイトブラシを使った方がきれいにムラなく仕上がると思います。
メリット③:指が汚れない
色付きクリームを指で塗ると、指紋の隙間や爪の間にクリームが付着してしまいますが、ペネトレイトブラシを使えばそんな心配はありません。
「ペネトレイトブラシ」「指」「布」の使い分け
実際私はこのように使い分けています。
ペネトレイトブラシ→ささっと仕上げたい時
指→ゆっくり磨ける時
布→クリームを塗る時は使わない
上で書いたペネトレイトブラシのメリットも含めそれぞれのメリットとデメリットをまとめましたので、実際に使用する場合の参考にしてください。
メリット
- 素早くムラなく塗れる
- 細かい部分も簡単に塗れる
- 指が汚れない
デメリット
- 色別で揃える必要がある
メリット
- 革のコンディションがわかる
- 部分的な補色がしやすい
デメリット
- クリームを多く塗布しがち
- 指が汚れる
メリット
- 指が汚れない
- Tシャツなどで対応できるので買う必要がない
デメリット
- クリームを多く使ってまう
②レザーソールのクリーム塗布
レザーソールのケアの際に「ソールモイスチャライザー」や「デリケートクリーム」を塗る場合ペネトレイトブラシが便利です。
ソールはアッパーほど丁寧に塗る必要がないので、ペネトレイトブラシで素早く塗りましょう。
ちなみに
指で塗るとソールの凹凸や挟まってる小石で指を痛めてしまいます。
布で塗るとソールの凹凸で布が引っかかって繊維がソールに残ってしまうこともあるので使いにくいです。
③レザーソールのケアの仕上げ
レザーソールのケアの手順は以下の通りです。
- クリーナーで汚れを落とす
- クリームやオイルを塗る
- 繊維を引き締める
③の手順の際にモゥブレイでは「レザースティック」をすすめていますが、高いのでソールケア用のみではなかなか買えません。(コードバンの靴を持ってる人はあると便利です。)
なので、私はペネトレイトブラシの持ち手部分を使って擦ることでソールの繊維を引き締めています。
モゥブレイのペネトレイトブラシは持ち手部分が丸くなっているので代用がきくのです。
ソールのケア方法を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ペネトレイトブラシはスタンドに立てると便利
ペネトレイトブラシは立てていてもすぐに倒れてしまうので、スタンドがあると便利です。
私はいつも箱の中にそのまま入れているので、ペネトレイトブラシがバタバタ倒れ箱の中がぐちゃぐちゃになっています。欲しい。
スタンドはモゥブレイが出しているので、きれいに並べて収納したい方はお使いください。
ペネトレイトブラシの手入れ
ペネトレイトブラシは使っていくとクリームが固まって毛の束ができてしまいます。
(写真のブラシはまだ洗わなくていい段階です。)
こんな時はぬるま湯に毛先をつけて洗ってください。
その後一晩置いて乾かすだけです。
クリームが固まっている状態だと塗りにくくなるので定期的に洗いましょう。
最後に
ペネトレイトブラシに関連する記事を紹介します。
鏡面磨きに使うクロスのおすすめ記事はこちら。
靴クリームの比較記事はこちら。
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