買っても後悔しない!シューケア品ベスト10

バーウィックの「サイズ感」や「品質の評価」【おすすめの高コスパ革靴】

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2020年3月6日に丸の内店、2022年4月1日に赤坂店がオープンし、注目度急上昇中のバーウィックをご紹介します。

バーウィックを5足所有しています。4年ほど前に仕事用として購入して、それからリピートしています。この価格帯の中では最も気に入っているブランドで、正直かなりコスパいいです。

「デザインの豊富さ」「リーズナブルさ」「ダイナイトソールのデザインの豊富さ」の3つがバーウィックの魅力だと思います。

この記事では、5年以上愛用している経験を元に実際に使ってみた感想をお伝えして行こうと思います。

こんな方におすすめのブランド
  • リーズナブルにグッドイヤーウェルテッド製法の靴が欲しい方
  • 外回りが多くて雨の日もガシガシ履きたい!けどデザインにはこだわりたい方
  • 今まで合成皮革の靴が多くてあまり靴にお金かけなかったけど、本格革靴に挑戦したい方
  • 靴ひもがほどけやすくて困っている
  • 毛羽立ちが気になる
  • 既製品では理想の長さが見つからない

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目次

バーウィック(Berwick)とは

1707年創立ではない!Berwick

『スペイン継承戦争へと繋がる1707年の”アルマンサの戦い”で勝利を治め争いを終結させた英雄、フランス・スペイン連合軍の指揮官ベリック公爵「Duke of Berwik」に由来する。

1991年”Berwick 1707″のブランドが誕生した。当初はモカシンを中心としたラインナップだったが、1996年に100%グッドイヤーウェルテッド製法に生まれ変わった。』

・・・

英国のクラシックテイストとイタリアやフランスの色気をうまく融合させたスペインらしいバランスのとれたデザインは欧州を中心に高い評価を得ており、近年では日本やアジア地域にも広がり始めている。

参照:https://berwickjapan.co.jp/

正直なことを言うと、筆者は恥ずかしながら1707年創業かと勘違いしてました。300年も前ということに違和感はありましたが。。。

スペインのシューズブランドといえば、”カルミナ”、”ヤンコ”、”マグナーニ”などが代表的なブランド。その中でも、2万円台から購入できるバーウィックは本格靴の入門靴としてオススメしたいブランドです。

バーウィックの豊富なデザイン

スペインブランドはイギリス、イタリア、フランス靴を融合させたデザインがひとつの魅力です。バーウィックは名作をイメージしたデザインを作っていたりと様々なテイストのデザインを楽しめます。

楽天などのECサイトでは各出店者ごとにそれぞれ違う素材で作っているので、豊富なデザインからお気に入りの一足を探すことができます。

バーウィックの品質や革質

価格帯などスペックをまとめると以下のようになります。これらの内容含めもう少し掘り下げてバーウィックの品質についてご説明します。

製法グッドイヤーウェルテッド製法
ソール素材レザーやダイナイト
ウィズE~EE相当
生産国スペイン
価格25,000~40,000円

【長く使える】グッドイヤーウェルテッド製法

バーウィックはグッドイヤーウェルテッド製法という高級革靴の代表的な製法で作られています。

  • コルクの厚みがあり、足にフィットしやすく、長時間の歩行に向いている
  • 雨が侵入しにくい
  • オールソールの修理が複数回できる

グッドイヤーウェルテッド製法の靴は以上のような特徴があります。

2万円以下の靴だと製造コストが安いセメンテッド製法やマッケイ製法の靴が多いですが、グッドイヤーウェルテッド製法の靴はそれらの靴より比較的長く使用できます。

【雨に強くスタイリッシュ】ダイナイトソールが多い

バーウィックはダイナイトソールを採用しているデザインが豊富です。

英国のハルボロラバー社が生み出したブランド「Dainaite」。正式名称はスタッデッドソールと言うそう。レザーソールと比べても厚みがほとんど変わらないソールなので、ドレスシューズに使用しても靴の雰囲気を損ねないラバーソールです。

底面の凹凸のグリップ力を発揮してくれて、雨の日でも快適に履けます。雨の日にレザーソールを履くとソールのダメージがどうしても気になってしまいますが、ダイナイトソールなら問題ありません。

衝撃吸収性もあるため長時間の使用でも疲れにくいです。僕は仕事柄良く歩くのですが、ダイナイトソールの靴は仕事用としても重宝しています。仕事用として主にこのブランドを使っているのでダイナイトソールのデザインを選んでいます。

【欠点】バーウィックの革質

コストパフォーマンスが高く満足度は高いのですが、強いて言うなら革質に欠点があります。

シワが大きく入ってしまった

初めて買った「ダブルモンク 1168」はシワが大きく入り、革質が良いとは言えませんでした。このシワが細かく入ることで靴全体の雰囲気が上品になるのでもったいない点です。

革の色に左右差があった

最近購入したグレインレザーの「ダブルモンク 3637」はつま先部分のアッパーのムラが気になります。血筋かな?

このように左右差があると少し気になってしまいます。ただ、靴磨きでカバーできる程度ですので返品交換などせずに使っています。

これは価格を抑える工夫の一つかなと思うので、これは割り切ることも必要です。

バーウィックの代表的なラストのサイズ感とレビュー

まずは実際に使用したことのあるデザインを紹介します。

バーウィックを何足か履きましたが基本やや大きめの木型が多いです。普段履いている他のブランドのサイズよりハーフサイズ下げて購入することをお勧めします。

以下は僕の足のサイズです。サイズ選びの参考に。

サイズ258mm
ウィズD
足囲241mm
甲周り235mm
よく選ぶ靴のサイズ25.5~26cm、UK7

ダブルモンクストラップ 1168

アッパー素材ボックスカーフ
ソール素材ダイナイトソール
サイズ7
ウィズEE相当
品番1168
ラスト
価格約24,000円

レビュー

バーウィックデビューの一足。4年前に購入して、当時雨用に使っていたため銀浮きが出てしまい、クラックも大きく状態は良くありません。しかし、足にかなり馴染んでいるのでなかなか捨てられない一足です。

ノーズがやや短めなのでカジュアル使いもしやすいデザインです。シワがあまり細かく入らなかったので、革質は微妙ですが24000円ほどで購入できるのは非常にいいです。

サイズ

足に馴染んでからもカカトの抜けもなくぴったりです。他のバーウィックは馴染むとインソールを入れたくなるのですが、そんなことはなかったです。

他の木型と比べて小さめの木型だと思います。つまり普段7を選ぶ人は7でいいかと思います。

ダブルモンクストラップ 3637

アッパー素材スコッチグレインレザー
ソール素材ダイナイトソール
サイズ7
ウィズE相当
品番3637
ラスト156
価格約28,000円

レビュー

綺麗な靴のフォルムで、スーツにもしっかり決まってくれます。シンプルなダブルモンクながらグレインレザーで存在感を高めてくれておしゃれで気に入っている一足です。

最初に1168のダブルモンクを紹介しましたが、現在はこちらの3637のデザインの方が取り扱い多いです。

サイズ

サイズは大きいです。ヒールカップも大きい。サフィールのアナトミックインソールを入れてもやや大きいので、いつもより小さいサイズをお勧めします。

グレインレザーが高級感ありデザインはすごく気に入っています!濃いめのワックスをつま先に施したらかなり良い雰囲気になりました!

グレインレザー以外のシンプルなスムースもかっこいいです↓

外羽根フルブローグ 4794

アッパー素材スコッチグレインレザー
ソール素材レザーソール
サイズ7
ウィズE相当
品番4794
ラスト
価格約30,000円

レビュー

ダブルモンクのグレインレザーが気に入ったのでこちらのブレインレザーも購入。アメリカンなデザインでやや無骨な雰囲気です。裾幅が細いパンツと合わせるとオシャレに履けます。

サイズ

サイズは足長は丁度良く、甲がやや低いがコルクが沈めば解消されそう。

グレインレザーの他にも楽天でスエードの素材で出てました↓

コインローファー 9628

バーウィック9628
出典:Amazon

ここからは私が所有していないバーウィックの代表的なデザインを紹介します。

ウィズ2E相当
品番9628
ラストHO8
価格約30,000円

特徴

バーウィックの定番のローファー木型で作った靴。(数年前まではコインローファーでは4172というモデルが多かったのですが、今はこのモデルが主流のようです。)

スッキリとしたトゥの形、やや内側にあるモカ縫が特徴でエレガントな印象があります。ジャケパンスタイルに相性が良さそうなデザインです。

販売店によって使っている素材は異なりますが、ROISレザーというガラスレザーを使用している靴が多いです。雨に強く手入れが楽なのが魅力です。

サイズ

普段選ぶサイズで良さそうです。

【サイズコメント】

STAFF A、普段26.5cm、Lサイズ、甲 やや高め、足幅 広め

靴下着用で普段選ぶ8を試着。ちょうど良いです。幅は3E程度ありますが、小指のあたりが人により少し窮屈に感じるかもしれません。甲高はピッタリとしたタイトなフィット感ですが履き込むほどに馴染んでくれそうです。かかとのホールド力が高く足入れがとても良いです。

楽天市場

足の実寸が24cm程でサイズ5を購入。きつ過ぎず丁度良いサイズです。

楽天市場

タッセルローファー 8491

バーウィック8491
出典:Amazon
ウィズ2E相当
品番8491
ラストHO8
価格約30,000円

特徴

一つ前に紹介した9628と同じくH08ラストを使用したローファーです。こちらもスッキリとした印象のタッセルローファー。

クロケット&ジョーンズのキャベンディッシュ3と近い印象があります。

ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも活躍しそうな、程よいフォルム・デザインです。

サイズ

普段選ぶサイズで良さそうです。

【サイズコメント】

タッセルローファーのブラウンを購入しました。若干赤の強いこげ茶という感じです。

また、いつも42を履いていますが、これは、8でピッタリでした。

楽天市場

プレーントゥ 3680

バーウィック3680
出典:Amazon
ウィズEE相当
品番3680
ラストHO192
価格約30,000円

特徴

ボリューム感があるプレーントゥのデザイン。長年ある定番の木型だと思います。

アッパーはガラスレザー、ストームウェルト仕様で、チャーチのシャノンに似たデザインです。そのため、雨の日にも活躍してくれます。

ただ、レザーソールのモデルもあるので、雨でも使いたい場合はラバーソールで探してください。

サイズ

コメントを色々見ても、ハーフサイズ下げを勧めていますね。やや大きいようです。

【サイズコメント】

普段27EEE~27.5EEくらい。スコッチグレインでは、27.0EEE。履き慣れることで丁度良くなるくらいです。

本品、ラストは大きめの作りとは聞いていましたが、手頃な価格だったので27.5を購入。ん、確かに大きいです。やや余裕有り。沈み込みを考慮すると、薄手のソックスだと緩くなるかな~って感じです。まぁ、夏場はインソールで調整。冬場はソックスが厚くなるので、それで対応可能かな。

Amazon

Uチップ 2369

バーウィック2369
出典:Amazon
ウィズ2E相当
品番2369
ラストHO128
価格約30,000円

特徴

JMウェストンのゴルフと比べて、4アイレットでヴァンプが長く見えるUチップのタイプ。

ソールはビブラムソールで雨でもガシガシ履けるモデルです。カジュアルシーンでも活躍しそうです。

サイズ

普段選んでいるサイズで良さそうです。

【サイズコメント】

【スタッフサイズ】

足の実寸25.4cm、普通幅。普段の革靴サイズは25.5cm、EU40、UKサイズ6.5、USサイズ7.5、スニーカーだと26.5cmがジャストです。

【スタッフ着用感】※スーツ用薄地ソックス着用。

このモデルの場合では、サイズ【6.5】でジャスト、【7】でやや緩めでした。甲高、幅広の方はワンサイズ上をご選択ください。

楽天市場

ストレートチップ 2428

バーウィック2428
出典:Amazon
ウィズ2E相当
品番2428
ラストHO129
価格約30,000円

特徴

嫌味のないバランスの整ったロングノーズ気味のラスト。

ビジネスシーンにスーツに合わせてエレガントに履きこなしたい一足です。

サイズ

やや大きめのサイズ感のようです。

【サイズコメント】

ラスト型番129の特徴なのかバーウィック社の特徴なのかは不明ですが、作りは少し大きいようです。普段スニーカーは26cm、革靴は25cmを履く私ですが、今回6ハーフ(25から25.5cm)ですと大きかったので6に交換していただきました。

表記でいくと24,5から25cmになるようですが、若干のロングノーズというのもあり、それでもまだ少しだけ余裕がある印象です。※足の甲はこれ以上下げるとキツそうです。

楽天市場

バーウィックの純正シューキーパーについて

価格:約5,000円

左から2番目がバーウィックの純正シューキーパー。

装着するとこんな感じ。

ややカカトが大きい作りになっています。バーウィック商品に入れてもカウンターが広がってしまわないか心配になります。木の削りも甘い…

正直、おすすめできません。

このシューキーパーを買うなら、半額の2,500円くらいで買えるこちらのライフバリューのシューキーパー(写真左から3番目)のほうが断然いいです。

2022年5月加筆

バーウィックジャパンの店舗、ECサイトにて新しいシューキーパーが販売されています。

ブナ材、ツインチューブ仕様で3,000円台で購入できコスパ良さそうです。それに、ロゴプレートとダークブラウンの塗装がかっこいい!

上記のタイプとは型が違い、カカトが細くカウンターの広がりのリスクも解消されているように思います。

バーウィックの店舗

直営店(東京・大阪)

・Berwick OSAKA

・Berwick MARUNOUCHI(2020年3月6日オープン)

・Berwick AKASAKA(2022年4月1日オープン)

・Berwick 南青山店(閉店したので注意!)

詳細はバーウィックジャパンのショップリストをご覧ください。

取扱店

・百貨店
阪急、大丸、伊勢丹等

・セレクトショップ
ビームス等

詳細はバーウィックジャパンのショップリストをご覧ください。

オンラインストア

・Berwick JAPAN オンラインストア
https://berwickjapan.co.jp/

大阪店、丸の内店、赤坂店を運営するバーウィックジャパン株式会社が運営するECサイトです。

・BEKKU HOMME
https://www.bekku-homme.com/brands/195

スタッフレビュー、商品説明、サイズ感が詳しく掲載せれておりECサイトながら安心して商品を選べます。

・楽天、アマゾン、ヤフー

バーウィックジャパンECサイトができるまでは、楽天で探して購入する人が大半だったと思います。私もその一人です。

楽天、Yahoo等ではセール商品も多数出品されています。20,000円ほどで買える靴もあるので一足目として安く手にいれるのもいいでしょう。

最後に

バーウィックの商品をたくさん見て履いてきましたが、やはりコストパフォーマンスはかなり良いです。

楽天などではショップごとに使っている素材も違うので、デザインの選択肢が豊富です。

是非バーウィックで3万円以下で満足のいく靴を探してみてください。

【バーウィックと同価格帯のブランドはこちら】

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • お世話になります。
    凄く参考になりました。
    最初の意見も同感です。
    早速てすが、3637のスウェードを考えますが普段スコッチグレイン等は25.5なんですが6,5 がぴったしだと思うのですが楽天等の店ではサイズが違うので迷ってしまいます。何か良いアドバイスが、有れば宜しくお願い致します。

    • 記事をご覧いただきありがとうございます!

      6.5がいいと思います。
      ですが、スウェード素材となると長い目で見たら6でもいいかもしれませんが、履きはじめはかなり辛いかと思います。

      東京か大阪が近いのであれば、店舗で同じ木型を試着できますが。。。

      是非ご参考に!

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