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3万円台のおすすめの革靴6選【入手しやすいブランドを厳選】

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3万円台のおすすめの革靴6選【入手しやすいブランドを厳選】

3万円台のおすすめの革靴ブランドを6つ紹介します。

3万円からクオリティが高い革靴は増え、デザインの選択肢も増えてくるので目当てのモデルを見つけやすくなります。

  • 3万円台の予算で本格革靴が欲しい方
  • でもどうやって選んだらいいかわからない方
  • 地方に住んでいても購入しやすいブランドを知りたい方
  • ドレスだけじゃなくてカジュアルな革靴も探している方

以上のような方の参考になるように、おすすめの革靴を厳選して紹介します。

私自身、実際に購入したことのあるブランドばかりですので、自信を持っておすすめできる革靴です。

ブランド別のおすすめのモデルや購入方法についても詳しく解説していますので、ぜひ革靴選びの参考にしてください。

  • 靴ひもがほどけやすくて困っている
  • 毛羽立ちが気になる
  • 既製品では理想の長さが見つからない

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目次

3万円台の革靴の選び方3つのポイント

グッドイヤーウェルテッド製法の靴を選ぶこと

革靴の主な製法とその特徴はこちらです。

スクロールできます
製法作り方オールソール交換可能回数特徴価格
セメンテッド接着剤で圧着1~2回・返りが良く始めから履きやすい
・コバが細いデザインが可能
安価
マッケイアッパーとアウトソールを直接縫い付ける3回程度・返りが良く始めから履きやすい
・コバが細いデザインが可能
・イタリア靴に多い
セメンテッドより高価
グッドイヤーウェルテッドアッパーとアウトソールをウェルトを介して縫い付ける5回程度・長時間の歩行で疲れにくい
・コバがあり重厚なデザインが多い
・イギリス靴に多い
マッケイより高価

作り方が違うとオールソール交換の回数、履き心地、デザインにも影響します。

製法毎にメリットデメリットはありますが、グッドイヤーウェルテッド製法の革靴をおすすめします。

おすすめできる大きな理由は以下の2点です。

  • マッケイ製法より中底のコルクが厚めに入っているので長時間の歩行で疲れにくい
  • オールソール交換の修理が多くできるため、修理をすれば長く使用できる

履き慣らすまでに少々時間がかかりますが、コルクが沈み革が馴染んだ時の履き心地の良さはマッケイには敵いません。

3万円台の革靴はほとんどがグッドイヤーウェルテッド製法ではありますが、マッケイ製法もあるので選ぶ時に注意してください。

天然皮革を使った靴を選ぶこと

合成皮革やガラスレザーの革靴は経年劣化により寿命が短いので、表面の樹脂加工がない天然皮革の靴を選びましょう。

合成皮革は表面がポロポロ剥がれ、ガラスレザーは履きジワがひび割れてしまいますが、天然皮革であれば手入れさえすれば10年20年と状態を保ってくれます。

品質表示に「天然皮革」や「牛革」と書かれていても、やけにツヤツヤしてたり触るとツルツルしている靴はガラスレザーなどの樹脂加工がされている場合があるのでショップに素材を確認するといいでしょう。

足に合った靴を選ぶために自分の足のサイズを知り、試着をすること

長く快適に履くためには足に合った靴を選ぶことがとても大切です。

足に合った靴を選ぶには自分の足のサイズを知り、試着をすることが必要です。

自分の足のサイズを知るには自分で計測してみることをおすすめします。
サイズだけでなくウィズ(横幅→EとかEEとか)も知って、ウィズも靴選びの基準にすると外れにくくなります。

足の測定方法は「すごいフィッティング」を参考にしてください。自宅で簡単に測定できます。

また、たくさんの靴を試着してみることで自分の足に合うフィット感がわかってきます。

ただ、試着段階で足に合っているか判断するには経験も必要だと思っています。実際に私も5足くらい購入したころからようやく自分の足に合う靴を選べるようになりました。

自分の足のサイズを知って、試着して、購入して、長い目で徐々にチューニングをしていきましょう。

3万円台のおすすめの革靴ブランド6選

それでは3万円台のおすすめの革靴ブランド6選を紹介します。

以下の4点を条件に選んだブランドです。

  1. グッドイヤーウェルテッド製法、それと同等以上の作り
  2. 革質がいい
  3. デザインの選択肢が豊富
  4. 購入しやすい

私も実際に購入したことがあるブランドがほとんどですので、自信を持っておすすめします!

おすすめの革靴を比較しやすいように表を載せておきます。

スクロールできます
ブランド特徴製法原産国価格帯
バーウィックドレスからカジュアルまでデザインが豊富グッドイヤーウェルテッドスペイン25,000~40,000円
ジャランスリワヤ・ハンドソーンで作られる
・有名ブランドの名作に似たデザインも手に入る
ハンドソーンウェルテッドインドネシア28,000~40,000円
レイマー・デザイン展開が早い
・ディテールも凝っている
・EC販売限定
グッドイヤーウェルテッド、ハンドソーンウェルテッド中国20,000~40,000円
スコッチグレイン・墨田区の自社工場で一貫生産
・日本らしい丁寧な作り
グッドイヤーウェルテッド日本30,000~60,000円
リーガル・日本製
・全国展開
・機能素材を使用した靴もある
グッドイヤーウェルテッド日本20,000~40,000円
42ndロイヤルハイランド5つのシリーズ展開でドレスからカジュアルまで豊富グッドイヤーウェルテッド、ハンドソーンウェルテッド中国、日本25,000~60,000円
3万円台のおすすめの革靴ブランド比較表

バーウィック/Berwick

バーウィック

多くのデザインから選びたい方におすすめ!

特徴ドレスからカジュアルまでデザインが豊富
製法グッドイヤーウェルテッド
原産国スペイン
価格帯25,000~40,000円

バーウィックは1991年に誕生したスペインのブランドで、日本では2020年にオープンした丸の内店があり、ここ数年で知名度がグンと上がったと認識しています。

シャープなストレートチップもあれば、パラブーツのようなノルウェージャンのポッテリした靴もあり、デザイン数が多いのが魅力です。

アノネイやデュプイのレザーをメインに使い十分な革質。
ただ5足くらい所有した経験から、色ムラに左右差があるケースやシワが深く入るケースがあったので、価格相応の革質だと思います。

ダイナイトソールなどのラバーソールを採用した靴も多いので、晴れの日も雨の日も気にせずに履ける靴が見つかります。

おすすめのモデル【ドレス】

バーウィック2428
出典:Amazon

ストレートチップの「2428」がおすすめです。

嫌味のないバランスの整ったロングノーズ気味の「129」ラストで、ビジネスシーンにスーツに合わせてエレガントに履きこなしたい一足です。

おすすめのモデル【カジュアル】

バーウィック8491
出典:Amazon

タッセルローファーの「8491」。
H08ラストを使用したスッキリとした印象のタッセルローファーです。

クロケット&ジョーンズのキャベンディッシュ3と近い印象があります。
ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも活躍しそうな、程よいフォルム・デザインです。

バーウィック2369
出典:Amazon

Uチップの「2369」もおすすめです。

JMウェストンのゴルフと比べて、4アイレットでヴァンプが長く見えるUチップのタイプ。

ソールはビブラムソールで雨でもガシガシ履けるモデルです。カジュアルシーンでも活躍しそうです。

購入方法

【実店舗】

  • 直営店(東京、大阪)
  • 百貨店などの取扱店

詳細はこちら:https://berwickjapan.co.jp/pages/dealer

【EC】

ジャランスリワヤ/JalanSriwijaya

ジャランスリワヤ

グッドイヤーの上位製法ハンドソーンの靴を安く欲しい方におすすめ!

特徴・ハンドソーンで作られる
・有名ブランドの名作に似たデザインも手に入る
製法ハンドソーンウェルテッド
原産国インドネシア
価格帯28,000~40,000円

ジャランスリワヤはハンドソーンウェルテッド製法で作るインドネシアのブランドです。

ハンドソーンウェルテッド製法は簡単に言うとグッドイヤーウェルテッド製法の手作業バージョンで、機械で縫えないような細かい作業が可能になったり、ソールの返りが良いといったメリットがあります。

グッドイヤーより高価になるはずが3万円台で買えてしまうのが、ジャランスリワヤの最大の魅力です。

ただステッチや穴飾りの処理が綺麗じゃなかったり、少々大雑把な作りも見受けられますが3万円台でハンドソーンと考えると許容できる範囲です。

JMウエストンの180に似たコインローファー、チャーチのシャノンに似たプレーントゥなど、有名シューズブランドの名作をオマージュしたデザインの展開があり、本家よりリーズナブルに買えます。

ユナイテッドアローズにも取り扱いがあるので、地方の方でも試着しやすいですよ。

おすすめのモデル【ドレス】

ストレートチップの「98321」がおすすめです。

ジャランスリワヤの中で最もスタンダードかつドレッシーな「11120」ラストを使用しています。
良い意味でクセがなく、一足持っていると便利な靴です。

この「11120」ラストは以下のデザインにも使われている木型なので、この靴が足に合えば他のデザインも選びやすいです。

おすすめのモデル【カジュアル】

コインローファーの「98589」。

JMウエストンの180に似たデザインで、ノーズが短めでカジュアル使いをしやすいコインローファーです。

本家は10万円を超えますが、3万円程で買えてしまいます。

こちらはプレーントゥの「98348」。

上記にも書いたチャーチのシャノンに似たプレーントゥにストームウェルトのデザインで素材はガラスレザーです。

ガラスレザーは耐久性に難はありますが、雨を弾くので雨用として割り切って使うのはありです。

購入方法

【実店舗】

  • 直営店(東京、大阪)
  • 百貨店などの取扱店

詳細はこちら:https://www.gmt-tokyo.com/pages/shoplist-jalansriwijaya

【EC】

レイマー/RAYMAR

レイマー

リーズナブルにワンランク上のデザイン、革質の靴が欲しい方におすすめ!

特徴・デザイン展開が早い
・ディテールも凝っている
・EC販売限定
製法グッドイヤーウェルテッド、ハンドソーンウェルテッド
原産国中国
価格帯20,000~40,000円

レイマーは私が知っている限りだと最もコスパのいいブランドです。

日本のブランドで、主に中国で生産をしています。
通常ネット販売のみなのにもかかわらず、新商品が出るとすぐに完売してしまう人気ぶり。

年に数回新商品が展開されて徐々にデザインが入れ替わっていくので、いつ見てもラインナップが新鮮です。

またユーザーからデザインを募集する仕組みも行っているので、こだわりの詰まったデザインが展開されています。

「レインシリーズ」「グッドイヤーシリーズ」「ハンドソーンシリーズ」の3シリーズ展開されており、最もグレードの高いハンドソーンシリーズでも3万円台。3万円を切るモデルもあります。

ハンドソーンシリーズはゾンタ、イルチアなどの超高級革を使ったモデルが多く、アウトソールもヒドゥンチャネルという縫い目を隠す意匠を施しています。

ヒドゥンチャネル

おすすめのモデル【ドレス】

Uチップの「Allan」がおすすめです。

スキンステッチを施し、素材はワインハイマー。ソールの仕上げはハンドソーン、ヒドゥンチャネル。ピッチドヒールでドレッシーな後ろ姿。

このように贅沢仕様で36,000円です。

おすすめのモデル【カジュアル】

レイマーはドレスに強いのと、モデルの入れ替わりが多いのでカジュアルの具体的なモデル紹介は割愛します。

購入方法

【実店舗】:なし

【EC】:Yahooショッピングのみ

店舗で試着はできませんが、アシーレというビニールのフォッティングサンプルを取り寄せできます!

スコッチグレイン/SCOTCH GRAIN

スコッチグレイン

安心の日本製の革靴を欲しい方におすすめ!

特徴・墨田区の自社工場で一貫生産
・日本らしい丁寧な作り
製法グッドイヤーウェルテッド
原産国日本
価格帯30,000~60,000円

スコッチグレインは墨田区のブランドで、日本の革靴ブランドとしてはリーガルに次ぐ知名度かなと思います。

生産拠点は墨田区の自社工場のみで、品質のバラつきも少なく、作りがとても丁寧な印象を持っています。

スコッチグレインには撥水レザーを使ったシャインオアレインというシリーズがあり3万円台で購入できます。

通常の革と全く同じ見た目ながら、水を弾いてくれます。またアウトソールはグリップ力に優れていて雨の日にも安心して街を歩けます。

スッキリとしたフォルムのドレスシューズなので、ビジネスシーンにとてもおすすめです。名前の通り晴れの日にも雨の日にも活躍してくれます。

おすすめのモデル【ドレス】

スコッチグレインシャインオアレイン

シャインオアレインⅢの「2720BL」というモデルです。

上記にも買いた通り、撥水レザーでラバーソール仕様なので雨の日も安心して履くことができます。

また、スコッチグレインはオリジナルのシューキーパーも付いてきます。

おすすめのモデル【カジュアル】

スコッチグレインはドレスに強いので、カジュアルのモデルは割愛します。

購入方法

【実店舗】

【EC】

  • 公式オンラインストア
  • 楽天

リーガル/REGAL

リーガル

しっかり試着して、安心の日本製の革靴を欲しい方におすすめ!

特徴・日本製
・全国展開
・機能素材を使用した靴もある
製法グッドイヤーウェルテッド
原産国日本
価格帯20,000~40,000円

リーガルは全国に店舗を構え、百貨店やセレクトショップなどにも取り扱いがあり、日本人にとって最も有名で馴染みのあるブランドではないでしょうか。

リーガルグループ全体では1万円台から、5万円を超えるハイエンドの既成品の「シェットランドフォックス」、20万円を超えるビスポークシューズも取り扱う「REGAL TOKYO」の展開もあります。

ここでは最もベーシックな「REGAL」ブランドについて紹介します。

リーガルは全国に店舗を構えていて百貨店にも取り扱いがあるため、どこにお住まいの方でも試着がしやすいのがおすすめの理由の一つです。

またリーガルの独自の修理ラインである「リーガルリペア」で修理をお願いできるので、安心のアフターフォローもあります。

おすすめのモデル【ドレス】

こちらはリーガルの中でも定評のあるストレートチップの「01DRCD」というモデルです。

2万円台のモデルにもストレートチップがありますが、革のグレードが向上しレザーソール仕様でクオリティが上がります。
また、ラストもより足に沿っていると感じます。

定価は39,600円(税込)ですが、Amazon等で探すと3万ちょっとで買えますよ。

おすすめのモデル【カジュアル】

ロングウィングの外羽根のデザイン「2235NA」。こちらもリーガルの定番モデル。

ストームウェルトと呼ばれるコバ周りの仕様で程よいボリューム感が出ています。

グレインレザーでカジュアルに寄ることで、デニムなどのカジュアルスタイル、ジャケパンにも使いやすいアイテムです。

購入方法

【実店舗】

【EC】

  • 公式オンラインストア
  • Amazon、楽天等ECサイト

42ndロイヤルハイランド/42ND ROYALHIGHLAND

42ndロイヤルハイランド

ドレスだけでなく、カジュアルな革靴も探している方におすすめ!

特徴5つのシリーズ展開でドレスからカジュアルまで豊富
製法グッドイヤーウェルテッド、ハンドソーンウェルテッド
原産国中国、日本
価格帯25,000~60,000円

42ndは日本のブランドで、オリジナルだけでなくインポートの取り扱いもあります。

オリジナルは靴のタイプによって5つのシリーズに分かれていて、ドレス、カジュアルと好みに合った靴を探しやすいです。

5つのシリーズのうち、3万円台では「42ND ROYAL HIGHLAND」と「42ND ROYAL HIGHLAND Explorer」がおすすめです。
それぞれの特徴はおすすめのモデルとともに紹介します。

おすすめのモデル【ドレス】

42ND ROYAL HIGHLANDシリーズでUチップの「CH9401-01」というモデルがおすすめです。

チゼルトゥで品のあるラストで、スーツスタイルの格が上がりそうなシャープな印象。

42ND ROYAL HIGHLANDシリーズはビブラムソール仕様なので、濡れた地面も安心して履けます。

定価は32,450円(税込)ですが、この価格でここまでエレガントな靴はなかなか見つからないと思います。

おすすめのモデル【カジュアル】

42ND ROYAL HIGHLAND Explorerシリーズで「CHN6401F-01」がおすすめです。

Explorerシリーズはパラブーツで見られるような、ノルウェージャン製法で作られたシリーズでソールの重厚感が特徴です。

こちらのモデルはパラブーツのシャンボードのようなポッテリとしたUチップのデザインになっています。
カジュアル使いにもってこいなモデルですね。

アッパーはアノネイのボックスカーフで上質な革を使っています。

購入方法

【実店舗】

【EC】

  • 公式オンラインストア
  • Amazon、楽天等ECサイト

まとめ

以上、3万円台の革靴の選び方のポイントと、おすすめのブランドを紹介しました。

おすすめのブランドは以下のことを前提にピックアップしたので、品質が良くどこにお住まいでも購入しやすいブランドです。

  1. グッドイヤーウェルテッド製法、それと同等以上の作り
  2. 革質がいい
  3. デザインの選択肢が豊富
  4. 購入しやすい

ぜひ革靴選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

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