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革靴初心者におすすめのブランドと選び方【本格革靴の一足目はこれ!】

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革靴初心者におすすめのブランドと選び方【本格革靴の一足目はこれ!】

革靴初心者におすすめのブランドと選び方を紹介します。

  • 本格的な革靴の一足目が欲しい方
  • 革靴の選び方のポイントがわからない方
  • どのブランドを選べばいいかわからない方

以上のような方はこの記事を読んで、本格革靴の一足目を選ぶ参考にしてください。

私はLoakeというイギリス靴をきっかけに革靴が好きになり、革靴を育てていく楽しみを感じています。

この記事が皆さまが革靴を好きになるきっかけになれば嬉しいです。

  • 靴ひもがほどけやすくて困っている
  • 毛羽立ちが気になる
  • 既製品では理想の長さが見つからない

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目次

革靴初心者の革靴の選び方

初めの一足を選ぶ上でもポイントを紹介します。

タイプ:まずは内羽根ストレートチップか外羽根プレーントゥ

まず揃えるタイプは、内羽根ストレートチップか外羽根プレーントゥがおすすめです。

いずれも飾りが最低限でフォーマルに使えるタイプの靴なので、スーツを着る時や結婚式に参列する時にも使えます。

もちろん服装によってはプライベートでも使用可能です。
私は普段からスラックスを履くことが多いのですが、これらの靴を履いて合わせることもあります。

ジャケパンが多いとか、革靴を履きたいけどもう少しカジュアルなタイプがいい方は、以下のように他にもさまざまなタイプがあるので、用途に合わせて選んでください。

色:まずはブラックかダークブラウン

ブラックかダークブラウンから揃えるのがおすすめです。

ブラック、グレー、ネイビーのスーツを使う方が多いと思いますが、ブラックとダークブラウンの革靴があればコーディネートが成り立つからです。

それぞれのスーツの色には以下の色の革靴を選ぶのが無難です。

  • ブラックやグレーのスーツ →ブラックの革靴
  • ネイビーのスーツ →ダークブラウンの革靴

素材:長く履きたいならガラスレザーは避けよう

ガラスレザーは表面に樹脂加工が施された革で、経年劣化が起きてひび割れてしまうので一足を何年も使いたい方にはおすすめできません。

表面加工のされていない一般的なスムースレザーを選ぶのが耐久性の面でおすすめです。

ちなみにガラスレザーは比較的安価なので2万円以下の靴に使われていることが多いです。

ソール:雨の日も安心なラバーソール

革靴のソールはレザーソールかラバーソールが使われます。

以下のような理由から、初めはラバーソールの靴を選ぶのがおすすめです。

  • 雨の日に履いてもダメージが少ない
  • 滑りにくい
  • クッション性があり疲れにくい

レザーソールの場合は雨に濡れてしまうと、小石が挟まってしまったり、摩耗しやすかったりとダメージが大きいです。

下で紹介しますが、レザーソールにスチールやハーフラバーを付けて補強する方法もあるので、欲しいデザインにレザーソールしかない場合でも対応策はあります。

製法:丈夫なグッドイヤーウェルテッド製法

革靴はマッケイ製法とグッドイヤーウェルテッド製法で作られるのが一般的ですが、何年も長く使いたい方にはグッドイヤーウェルテッド製法の革靴がおすすめです。

それぞれの特徴はこちらです。

マッケイ製法

  • ソールの返りが良くて初めから履きやすい
  • 長時間の歩行には向いていない
  • 製法上修理の回数が限られる
  • 浸水しやすい
  • 1〜2万円台の靴、イタリア製の靴に多い

グッドイヤーウェルテッド製法

  • ソールが厚く初めは履きづらいが、徐々にフィットしてくる
  • 長時間の歩行に向いている
  • マッケイ製法よりも多く修理可能
  • 浸水しにくい
  • 3万円以上の靴に多い

サイズ:痛くない程度にピッタリのサイズを選ぼう

痛くない程度にピッタリのサイズを選びましょう。
スニーカーで大きめのフィッティングに慣れている方は特にサイズ選びには注意して欲しいです。

店頭でフィッティングをしても店員の勧めるサイズが適正でない場合があるので、以下のことをあらかじめ理解した上でサイズを選ぶことをおすすめします。

  • 足長(踵からつま先までの長さ)を知っておくこと
  • つま先の締め付けが少ないこと、逆にゆとりがありすぎないこと
  • 羽根(甲の部分)が開きすぎないこと、逆に閉じていないこと
  • 土踏まずの空間が空きすぎていないこと
  • 迷ったら大きい方を選んでインソールで調整すること

革靴は馴染んで大きくなるし靴によってフィット感が異なるので、自分の足に最適なサイズを選ぶのはなかなか難しいです。

ただ、小さすぎて痛くて履けないことを避けるべきだと思うので、サイズに迷ったら大きい方を選んでインソールで調整しましょう。

経験値を増やすことで、最適なサイズを選べて自分の足に合う合わないがわかるようになるので、一足一足データ集めの感覚で選んでいくといいでしょう。

革靴初心者におすすめのブランドとモデル

ブランドを選ぶ上で以下のことを念頭に入れてピックアップしました。

  • 3万円前後で買える
  • ネットで購入しやすい
  • 店舗で購入しやすい

本格革靴の一足目にふさわしい具体的なモデルも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

REGAL/リーガル(日本)

店舗での購入しやすさ
ネットでの購入しやすさ
デザイン数
購入できる場所EC、直営店(全国)、百貨店

店舗一覧:https://base.regal.co.jp/shop/regal-shoes/list/

100年以上の歴史を持つリーガル。
日本の革靴ブランドとして最も有名なのはリーガルではないでしょうか。

ちなみにリーガルはさまざまなレーベルがあり10,000円台の既製品から、200,000円を超えるビスポークシューズまで幅広いグレードの靴を販売しています。

リーガルは修理にも力を入れており、アフターサービスもしっかりとしているので一足を長く履きたい方にとてもおすすめできるブランドです。

また全国に店舗を構えているので、地方の方でも試着して購入しやすいです。

おすすめのモデル「01DRCD」

公式サイト
アッパー素材牛革
ソール牛革
製法グッドイヤーウェルテッド
ウィズEE
生産国日本
価格(公式サイト22/2/1現在)39,600円(税込)

リーガルの名作のモデルです。

コバに「ヤハズ仕上げ」が施されていてシャープでドレッシーな見た目が特徴。
踵がホールドされるように木型設計にもこだわりがあるようです。

本格革靴の一足目にとてもおすすめできる一足です。

SCOTCH GRAIN/スコッチグレイン(日本)

店舗での購入しやすさ
ネットでの購入しやすさ
デザイン数
購入できる場所EC、直営店(都内)、百貨店

店舗一覧:https://scotchgrain.co.jp/shop/

スコッチグレインは東京都墨田区発、日本の革靴ブランドとしてはリーガルに次ぐ知名度かなと思います。

自社工場で一貫生産をしており、グッドイヤーウェルテッド製法にこだわって靴作りをしています。

リーズナブルな靴も取り扱うリーガルと比べて、販売する全ての革靴がいわゆる「本格革靴」であることが特徴です。

直営店は都内に限られますが、取り扱いのある百貨店は多いので試着もしやすいです。

おすすめのモデル「シャインオアレインⅣ」

公式サイト
アッパー素材国産撥水カーフ
ソールSGソール
製法グッドイヤーウェルテッド
ウィズE
生産国日本
価格(公式サイト22/2/1現在)33,000円(税込)

撥水レザーを使用したスコッチグレインの代表的なモデル。名前の通り雨の日にも晴れの日にも使える全天候型の靴です。

レインシューズとして使えますが、見た目は普通の革靴と変わりません。鏡面磨きもできるので、普通の革靴と同じように靴磨きが楽しめます。

ソールがグリップ力が強くクッション性にも優れたラバー素材で、履き心地良いです。

雨の日にも気にせず履きたい方におすすめです!

RAYMAR/レイマー(日本)

店舗での購入しやすさ
ネットでの購入しやすさ
デザイン数
購入できる場所EC(Yahooのみ)

レイマーはEC専門で販売している日本の革靴ブランドで、コスパがとても良く、複数足持っている方も多いです。

そして商品が追加されるとすぐに売り切れてしまう人気ぶり。

ECのみの販売、売り切れが多い点から革靴初心者の方が安心して購入するには難易度が高いのですが、とにかくコスパがいいので取り上げました。

店舗がないので実物を試着できませんが、「アシーレ」というビニールで作られたフィッティングサンプルを取り寄せてサイズを確認することが可能です。

アシーレの詳細はこちら
https://www.raymar.jp/service/

公式サイト

おすすめのモデル「レインシリーズ」

レイマーレインシリーズ
アッパー素材牛革
ソールVibramソール
製法グッドイヤーウェルテッド
ウィズEE相当
生産国中国?
価格(公式サイト22/2/1現在)21,000円(税込)

レイマーのレインシリーズはラバーソール仕様で雨の日も安心して履けるのでおすすめです。

ちなみにレインシリーズという名前ですが、撥水レザー仕様ではありません。(あくまで過去の傾向)

価格は約2万円という安さ!
グッドイヤーウェルテッドの上位製法であるハンドソーンシリーズでも3万円前後で買えます。

極力リーズナブルにいい靴が欲しい方はレイマーがおすすめです。

Trading Post/トレーディングポスト(日本)

店舗での購入しやすさ
ネットでの購入しやすさ
デザイン数
購入できる場所EC、直営店

店舗一覧:https://tradingpost.jp/shops/

トレーディングポストは全国6店舗を構える革靴のセレクトショップです。革靴専門のセレクトショップとしては最も知名度が高いショップだと思います。

今回紹介するのは、トレーディングポストのオリジナルシリーズです。

イギリスやアメリカなどの有名ブランドの名品を取り扱ってきた知識と経験を活かして、日本人に合う木型で作り上げたのがオリジナルのシリーズになります。

木型が良く革質も良く、クオリティの割にリーズナブルで、革靴愛好家の中でも評価が高いです。

ECサイトは自社ECサイトのみ、店舗は全国の主要都市にしかないため地方の方は試着して購入するのが難しいですが、ECサイトではサイズ交換を送料無料で対応してくれるのでECで購入するハードルが下げられています。

おすすめのモデル「キャップトゥ UTPT1910001」

公式サイト
アッパー素材牛革
ソールラバーソール
製法グッドイヤーウェルテッド
ウィズ
生産国インド
価格(公式サイト22/2/1現在)35,200円(税込)

30,000円〜90,000円くらいまでいくつかのグレードがあるのですが、こちらは最もベーシックなグレードになります。

素材は上質なフレンチカーフ、ソールはハーフラバーで雨でも安心。

手入れと修理で長く使える一足です。

これを目当てに店舗に行き、10万円を超える革靴も試着してみるのも良い体験になるかと思います。

Trading Post キャップトゥUTPT1910001
created by Rinker

Jalan Sriwijaya/ジャランスリワヤ(インドネシア)

店舗での購入しやすさ
ネットでの購入しやすさ
デザイン数
購入できる場所EC、セレクトショップ、百貨店

店舗一覧:https://www.gmt-tokyo.com/pages/shoplist-jalansriwijaya

ジャランスリワヤはインドネシアのブランドでハンドソーンウェルテッド製法という、グッドイヤーウェルテッド製法の上位製法にこだわって作られています。

ハンドソーンウェルテッド製法はグッドイヤーウェルテッド製法よりもソールの反り返りが良く、コルクの沈み込みが少ないのが特徴です。

ハイグレードな製法にもかかわらず、3万円ほどで購入できるリーズナブルさからファンが多いブランドです。

ユナイテッドアローズや百貨店で取り扱いがあるので、試着して購入しやすいです。

おすすめのモデル「98321 BANDUNG」

アッパー素材牛革
ソールラバーソール/レザーソール
製法ハンドソーンウェルテッド
ウィズ
生産国インドネシア
価格(公式サイト22/2/1現在)33,000円(税込)

私も所有していますが、ジャランスリワヤで長年販売されているモデルです。ドレッシーなフォルムで品のある見た目が特徴です。

ラバーソールでもレザーソールでも作られているので好みのソールを選べます。

「11120」というラストで作られているのですが、同じラストで作られる他のモデルも多いので、足に合ったら同じラストの靴を安心してネットで購入することができます。

created by Rinker
JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリウァヤ)

Berwick/バーウィック(スペイン)

店舗での購入しやすさ
ネットでの購入しやすさ
デザイン数
購入できる場所EC、セレクトショップ、直営店、百貨店

店舗一覧:https://berwickjapan.co.jp/pages/dealer

スペインのブランドで、ここ数年直営店ができたりと徐々に知名度が上がっているのがこのバーウィック。

楽天などで探すとデザインが多くしかもリーズナブルなので、個人的にも仕事用で5足以上愛用していました。

革質に関しては値段相応といったところで特別良い訳でわありませんが、ラバーソール(ダイナイトソール)仕様のデザインが多く汎用性高く使える点が気に入っていました。

おすすめのモデル「5224」

公式サイト
アッパー素材牛革
ソールラバーソール
製法グッドイヤーウェルテッド
ウィズ
生産国スペイン
価格(公式サイト22/2/1現在)29,700円(税込)

日本人向けに開発されたラストのようで、日本人にとって履きやすいように作られています。

全体的にやや丸いフォルムなので、ノーズが長い靴に抵抗がある方にはちょうどいいかもしれません。

革靴初心者におすすめの手入れ用品と補強修理【長く履くためにおすすめ!】

革靴を長く使うためには、手入れや修理をしてメンテナンスをする必要があります。

最低限揃えるべき靴磨き用品と、補強修理について紹介します。

揃えるべき手入れ・靴磨き用品

  • シューキーパー →型崩れ防止
  • 馬毛ブラシ →ホコリ落とし
  • 豚毛ブラシ →クリームを馴染ませる
  • クリーム塗布用ブラシ →クリーム塗布
  • クリーナー →汚れや古いクリームを落とす
  • クリーム →栄養、補色、艶出し
  • 布 →汚れ落とし、乾拭き

以上の道具はマストです。具体的な道具や手入れ方法はこちらの記事をご覧下さい。

長く使うためにおすすめの補強修理

レザーソールを選んだ場合は履き下ろす前に以下の補強修理をすることをおすすめします。

  • トゥスチール(4,000円くらい)
  • ハーフラバー(4,000円くらい)

お金はかかってしまいますが、持ちが良くなります。

特に履き始めでソールが馴染んでいない状態だとつま先が削れやすいですが、トゥスチールをつけることで削れを防ぐことができます。

ハーフラバーを貼ることで、雨の日も安心して履けるようになります。

また「ハーフラバーが削れる→張り替える」を繰り返すと、靴に負荷がかかる「オールソール修理」の回数も少なく済むので靴に優しいです。

さらにハーフラバーとトゥスチールと組み合わせて付けるととても丈夫な補強修理になるので、一足を長く履きたい方にはおすすめです。

まとめ:革靴初心者におすすめのブランドと選び方

革靴初心者におすすめのブランドと選び方を紹介しました。

  • 本格的な革靴の一足目が欲しい方
  • 革靴の選び方のポイントがわからない方
  • どのブランドを選べばいいかわからない方

以上のような方の参考になれば幸いです。

一足をメンテナンスしながら何年使うことで、履き心地が良くなったり、経年変化を楽しめたり、愛着が湧いてきます。

こんな革靴の楽しみを一人でも多くの方に体験して欲しいなと思います。

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